2組の夫婦の微妙な関係を描「あなたには帰る家がある」ですが、佐藤秀明(玉木宏)と茄子田綾子(木村多江)が秘密の仲になり妻の真弓(中谷美紀)も勘ぐり始めました。
いつもならおおざっぱな性格の真弓もさすがにこのことでは敏感になっていてとうとうしっぽをつかまれるのです。
「あなたには帰る家がる」の第3話感想とネタバレそして、舞台となったキャンプ場のロケ地情報など調べてみました。
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あなたには帰る家がる第3話の感想
後ろめたいことがあったら、あんなに動揺するかな~と思えるくらい秀明の焦りようが笑えました。
登山道みたいなひとめにつかない場所で、逢瀬を重ね、夫の不審な行動に気づいた真弓が追ってきたのが見えたとたん、慌てて逃げていくんですが、山を登るわけにもいかず、道のないところにダイブ(笑)
片方の靴を落としてそのまんま駆け下りていきました。
男の人と女の人の勘って違うといいますが、秀明は初めて綾子と関係を持った日にクレジットでホテル代を精算してしまうんです。その明細が家に送られてくるのも深く考えずに48000円もの金額を払ったものだから、ちゃんと証拠はのこっちゃってるんですよ。
しかも、その日は結婚記念日。
さすがの真弓もホテルの1泊分の明細を見て、ピンとこないはずはない・・・。
でも、恋をしてしまうと周りが見えなくなるのか、秀明は泳がされてることも知らずに浮かれてしまうんですよね。
なんだか、浅はかだな~と思うと同時に、相手の綾子も秀明をつなぎとめるのが非常にうまいので、もしかするとこれまで何人も餌食になっているのかもしれません。
見た目は、か弱くて今にも折れそうな綾子はかなり芯が強い女性だということがわかりましたね。
ここまでは、ほんとにヤな奴の茄子田太郎(ユースケサンタマリア)みたいな男と長く連れ添ってこれたのも、やはり綾子の強さなのかなと思わされた3話でした。
あなたには帰る家があるのキャンプ場ロケ地は?
佐藤家と茄子田家の共同バーベキューが行われたキャンプ場を調べてみましたが、目撃情報などは見当たりませんでした。ただ、ストーリーの中では、「峰ヶ岳」にキャンプに行くと言っていたんですよね。
ただ、峰ヶ岳というキャンプ場がなく、「神奈川県 愛甲郡」という名前が出てきていました。
神奈川県の愛甲郡ではいくつかキャンプ場があるのですが、「唐沢キャンプ場」がドラマの川の映像の雰囲気から近いのではないかと思います。
出典:丹沢大山国定公園内 唐沢キャンプ場
あなたには帰る家があるのネタバレ
真弓は、クレジットカードの明細から、結婚記念日にシティーホテルで48000円もの大金を使った形跡を見つけます。愛川由紀(笛木優子)に相談をすると、それはクロで間違いないと助言。
最初は、舞い上がっているから高級なホテルを使っているが、時間がたつと徐々に安くなっていくと言う。
怪しい女はいるのかと言われ真弓が頭に浮かんだのは、秀明と同じ職場の若い女性、森永桃(高橋メアリージュン)
そのころ、秀明は、綾子とホテルで逢瀬を重ねていました。
帰り際、「時計しかけのオレンジ」でお風呂場の鼻歌で浮気がバレる歌があると語ります。その歌は「雨に歌えば」だと歌ってみせました。
その映画見たいと綾子が言うと、秀明は自分が持っているDVDを貸すと約束します。
真弓は、秀明の職場の渚ホームスの前でそっと偵察していると中の森永と竹田邦彦(藤本敏史)に見つかりランチを食べることに・・・。
秀明は茄子田家に行き、仕事の話をしますが太郎はなにかにつけイヤミの数々。
困り果てていると、遠くから綾子が合図を送ると秀明の気持ちが明るくなりました。
秀明は、珍しく真弓の欲しがっていたバッグを買い帰宅します。さらに家族にゴールデンウィークの予定をバーベキューにしようかと提案。
夫の変化にますます疑惑の目を向ける真弓・・・。
お風呂の中では、秀明は上機嫌で「雨に歌えば」の歌を口ずさんでいます。
翌日、「雨に歌えば」のDVDを持ち出そうとする秀明に真弓が誰に貸すのかと聞くと、秀明は森永の名前を出しました。
真弓の方は、茄子田の学校の修学旅行のセールスのために太郎と面談していましたが、話をしていくと太郎は真弓が秀明の妻だということを知ります。
真弓は、道を歩いていると車に乗り込む秀明を発見。電話をすると秀明は商談中だと車を走らせていきました。
あわてて真弓はタクシーに乗り込み車を追いかけてある山道にたどり着きます。
その山道では、ひとめをしのんで綾子と待ち合わせしていたのです。
キスをしようとすると、目に飛び込んできたのは山道を歩いてくる真弓。
秀明は、慌ててその場を離れ山道を落ちるようにして泥だらけになりながら戻っていきました。
その後、真弓は茄子田に自宅に呼ばれ、訪問すると秀明の姿がありました。その場で、ゴールデンウイークのバーベキューを一緒にしないかと茄子田が提案します。
帰りに、秀明と真弓が一緒に車に乗ると、泥だらけの靴がありますが、秀明は後ろに投げ捨てるのを真弓がみていました。
家に帰り、真弓が問いただすも秀明は苦しい言い訳で逃れますが、真弓はすでに浮気に対してはある確信を持っていました。翌日、母を呼び、離婚した当時のことを聞く真弓。
自分にとっては、やはり親の離婚は辛いことだったと語ります。
バーベキュー当日、綾子はお手製のソースなど持ち込み料理上手なところを見せていました。
子供たちが意気投合し、釣りに行ったところ茄子田太郎が、真弓が夫の不倫で悩んでいるとおもむろにいいだすも、真弓がなんとかこらえ、夫の帰る家は自分のところなんだと声を大にして語ります。
その状況が我慢できない綾子は、秀明とそっとふたりになる時間を作り、抱き着きます。
後片付けの時、真弓のとなりに来た綾子はそっと「雨に歌えば」を口ずさむと、ふと真弓は秀明がお風呂で楽しそうにおなじフレーズを歌っていたことを思い出し夫が浮気をしていたのが綾子だと知ります。
夜、子供が寝静まってから真弓と秀明は車で話合いをしました。
真弓が問い詰めるとあっさり認め、もう会わないという秀明に、真弓は涙ながらに「もう、帰ってこないで」と言って部屋に戻り鍵をかけます。
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まとめ
綾子からは、たまに会いたいと言われていたものの、茄子田の家庭は太郎のおかげで、相当険悪な状態。子供も敏感に受け取っていて「ウチは普通の家じゃないから・・・・」と言っていましたね。
太郎も薄々、妻と営業マンの秀明とがなにかやましいことがあると思っているようにも見えます。
秀明は、ただちょっとした心のスキマを満たしてくれる女性が綾子なんですが、綾子の気持ちはもう後戻りできない状態のような気がします。
一度、壊れてしまった関係はうまく修復できるのでしょうか・・・。