ハイスペックないとこ、ピンクの髪の毛の高校生、元ヤンの教師たちと進路に挫折し迷いの多い天然女子の恋愛模様を描く「初めて恋をした日に読む話」。
3人3様の濃いキャラの男たちの中、主人公は一体だれを選ぶのか・・・?
ドラマ「初めて恋をした日に読む話」第1話のネタバレとあらすじです
ドラマ概要
https://twitter.com/hajikoi_tbs/status/1084741074461945859
放送開始日:2019年1月15日(火)
放送日時:毎週木曜日 22:00~
放送局 :TBS系列
脚本 :吉澤智子
脚本家:吉澤智子さん
吉澤智子さんは「ダメな私に恋してください」や「ヒガンバナ~警視庁捜査七課~」などを担当した脚本家の方です。「きみが心に棲みついた」「あなたのことはそれほど」など原作漫画がドロドロのもののドラマ脚本も書かれていますので、今回の漫画の脚本も期待されます。
ドラマ
『黒の女教師』
『ヒガンバナ~警視庁捜査七課~』
『ダメな私に恋してください』
『あなたのことはそれほど』
『きみが心に棲みついた』
映画
『あやしい彼女』
キャスト
深田恭子・永山絢斗・横浜流星・中村倫也・高橋洋・浜中文一・吉川愛・永田崇人・堀家一希・櫻井圭佑・若林拓也・加藤小夏・黒作レイナ・石丸謙二郎・鶴見辰吾・安達祐実・皆川猿時・生瀬勝久・檀ふみ
原作について

作者 :持田あき
出版社:集英社
連載誌:Cookie
連載 :2016年7月号~
既刊 :7巻
初めて恋をした日に読む話(ドラマ)のキャストと相関図!原作から結末や最終回はどうなる?
ドラマ初めて恋をした日に読む話 第1話あらすじ
https://twitter.com/hajikoi_tbs/status/1084955696397901824
恋も受験も就職も失敗した32歳のアラサー女子・春見順子(深田恭子)は、やる気も希望も何もなくクビ寸前な三流予備校「山王ゼミナール」で講師をする日々を送っていた。
そんな順子に、いとこで東大出のエリート商社マン・八雲雅志(永山絢斗)は、ひそかに想いを寄せているのだが、恋愛方面には全く免疫がなく、スーパー鈍感な順子は雅志の気持ちに全く気付いていない。
ある日、ひょんなことから知り合ったピンク髪のイケメン不良高校生・由利匡平(横浜流星)が「俺を東大に入れてくんない?」と順子のいる山王ゼミナールにやって来て――!? 名前を書けば入れるおバカ高校の生徒が東大合格なんて…ましてや東大受験に失敗した私が人を東大に合格させるなんて、絶対に無理!と断る順子だったが…。
いちいち残念な32歳しくじり鈍感女子は、運命の恋に巡り会うことができるのか!?
出典:初めて恋をした日に読む話
ドラマ初めて恋をした日に読む話の相関図
出典:初めて恋をした日に読む話
キャストの役どころ
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春見順子(32) 深田恭子
三流予備校・山王ゼミナールの講師。
父は東大卒で大手メーカーの役員をしていて、母はお嬢様私大卒業という環境から、小さな頃から英才教育を受け東大を目指していた。成績はよく、高校まではいつも学年トップで東大模試もトップだったが本番で失敗。
母親の期待に添えなかったことで目的を失ってしまいました。しかも恋というものをしたことがなくて恋愛スキルは最下層。
由利匡平(16) 横浜流星
南高校2年生
大人っぽくない大人に初めて恋をした暑い大人びた高校生。髪はピンクでいわゆる不良な高校生。高校のレベルは低く名前と九九がかければ合格をするという噂の高校。
父親は文科省の官僚で母を亡くしてしまい家庭は裕福だが愛情が感じられない家庭で育った。表向きは物静かで冷めたようにも見えるが本当は情に厚く強い意志を持っている。
大人を冷めた目で見ていたが順子と出会い衝撃を受けて順子と一緒に東大受験を目指すことになった。
八雲雅志(32) 永山絢斗
順子のいとこで東大卒エリート商社マン
日本は世界は人類は主語はでかいが僕とあなたの恋愛には弱い挫折知らずの負けなしエリート。小さい頃から順子とは勉強で競っていて同じ高校に痒い東大に合格。その後商社に昼食をし花形のエネルギー部門に配属されているヒート商社マン。
なんでもできるので女性にはモテてきたが本当に好きな人には自分から言うことができず恋愛がヘタ。順子には片思いをしているが順子鈍感なためスルーされてきている。
山下一真(32) 中村倫也
元ヤンの高校教師
危険な男性の魅力を持つ、きちんと大人な元ヤンモテ教師。純子の高校の同級生で匡平の担任。これまでの順子の人生の中で一人だけ告白をしてくれた男性。
元不良で教師に反発していて目をつけられていた。大人になって匡平を教えたところ順子と再会した。
昔と変わらず恋愛に鈍感な姿やしょうへいを一生懸命教える姿を見て再度惹かれていく。基本的にモテる男で挫折も経験してきたために魅力のある男性になっている。
梅岡道真(60) 生瀬勝久
山王ゼミナール塾長。
のんびりと見えるも実は東大出身者。
勅使河原勉(35) 高橋洋
梅岡が大手予備校からヘッドハンティングしてきた人気講師で、東大合格請負人と呼ばれている
由利菖次郎(54) 鶴見辰吾
匡平の父で、文科省局長。
前に妻を亡くしてしまい仕事の多忙さも相まって子育てを全くしてこなかった。
春見しのぶ(60) 檀ふみ
教育熱心な順子の母親。小さい頃から出来の良い娘が自慢で、娘が東大を合格するために熱心に教育してきた。
趣味やテレビや漫画恋愛までも制限を加え、娘のスケジュールを把握して音も選び勉強また出てきたが、受験に失敗したことを受け入れることができていない。
春見正(61) 石丸謙二郎
順子の父親で東大卒元エンジニア。今は大手メーカーで役員をしている。
ドラマ初めて恋をした日に読む話 第1話ネタバレ
2017年10月。
遊園地、春見順子(深田恭子)と安田(麒麟 川島)はデートをしています。
「別れてくれないかな」突然切り出す安田。
順子ちゃん全然乗り気に見えないし…
なんとなく付き合っておこうかというふうに見られてるような気がして…
「僕にときめいたことないでしょ?」
「いか…」(いかにも、返す言葉もござらぬ)
カラオケボックスで、高校時代の友人達と熱唱する順子。
キャバクラのオーナー美和(安達祐実)が遅れて到着すると順子は意外にも元気そうな様子。
「先方のご指摘が、図星すぎて笑うしか…」
結局順子は、人柄よりも東大出身というところに惹かれて相手を選んでしまっていたのです。
「順子は一度でも人を好きになったことがあるの?」
「私だって人並みに………」
32にもなって初恋まだとかありえないから!
中学高校トップでお嬢様大学に行ってた頃の自分を思い出せと言われ何も言えない順子
「旬、短かった-!」
順子は美和に一通り説教されて落ち込んでいました。
道を歩いていると後ろからバイクでやってきた高校生がナンパしようと近寄ってきます。
その中にピンク色の髪をした男の子が一人。
高校生たちに囲まれる順子。
「お姉さん、こんな時間に一人で歩いてたら危ないよ…つかさ-どっちかっつーとおば…」
(その先を言うな小僧!)順子は睨みを利かせます。
高校生たちは、帰って行きます。
「じゃあね、パイセン!」
(パイセンは許す)
順子は、楽しそうに去って行く高校生等を見て羨ましく思いました。
(あんな青春、私にはかけらもなかったですよ-)
家に到着し、両親の所に行きます。
「ただいま!お父さんお母さん、今日私ふられちゃった!また婚期が長引いちゃいましたごめんなさい!」
明るく対応する順子を見て母親は不機嫌に対応します。
「みっともない…、東大は落ちるわ仕事はパッとしないわその上結婚まで…」
順子の幼馴染の雅志が来ていてさらに機嫌が悪くなった母親。
「結婚ぐらい雅志くんよりも早く決めて出て行きなさいよ、本当に恥ずかしい娘なんだから!」
順子は部屋に戻りふと受験の時のことを思い出していました。東大を目指していた順子。お嬢様大学では母親は満足していませんでした。
2003年3月、東大の合格発表の日家に帰ると母親が待ち構えていました。
思いっきり笑顔で落ちたことを告げると、母親は容赦なくビンタをしました。
母親はそこからずっと機嫌が悪い…
山王ゼミナールでは順子を外してほしいというクレームが入ったと梅岡塾長に叱られます。
このまま、成果が上がらないようだったら契約続行飲み合わせも検討させてもらう。
「死ぬ気でやります!」
山王ゼミナールでは勅使河原勉という大受験の特別コースが開かれて大盛況。
仕事の帰りぼんやりと歩いていると、コンビニの前で花火をして遊ぶ高校生たち。見つめていると、一人の男子の服に火がついてしまい水をかけたところ順子に命中。
「あ、昨日のおば…」
「パイセン!!」
「補導されないように早く帰んなさいよ!」
水をかけたしょうへい(横浜流星)が上着を脱ぎ順子に渡しました。
順子は、その派手な上着を着たまま雅志と居酒屋で飲んでいます。
世界の話、失業率の話…難しい言葉を並べ立てる雅志。
「主語がでかすぎて入ってこない!」
「雅志は大人になって何が一番良かった?」
「………」
「いいなんでもない。」
雅志は突然、順子に付き合っている人はいるのかと途中まで言うと、タイミング悪く電話がかかってきました。
雅志が車で順子お家まで送っていき、男方面はどうかと聞き、俺もあいていると遠回しに告白…
「まさし…誰か紹介してくれるの!?助かる-!!」
山王ゼミナールに由利菖次郎(鶴見辰吾)と息子の匡平がやってきました。
父親は、息子が勉強をせず卒業すら危ういことを受けて山王ゼミナールで勉強をさせようとして連れてきていたのです。
その様子をたまたま見ていた順子。
「俺は塾なんか行かねえからな!」
「あ!」
顔を見合わせる二人…
「息子は高校卒業も危ぶまれていてみっともない限りで…」行かないというも、世間に顔向けができないお前のような恥ずかしい息子がいたら…と父親。
その言葉を聞いて、順子の脳裏には自分の母親の言葉が蘇りました。
それでも父親の息子へのひどい暴言が続きます。
「社会に貢献できないゴミ…」
順子は、手に持っていた本を投げ捨てます。
「逃げなさい!」
「こんなね!人のことゴミだなんて言う人間の言うことは聞かなくて全然いい!」
「きつい時にはきついって言わないとね、大人になってからパンクの仕方すら分からない人間になっちゃうんだから!」
慌てる塾長
「だから今のうちちゃんと反抗してめいっぱい怒られて好きなだけ暴れなさい!!私みたいなつまんない大人になったら絶対にダメ!」
塾長が順子を引き連れその場を離れ、しょうじろうは呆れて帰って行きました。
「やっちまった!」自宅の部屋で愛犬とろろに話す順子。
雅志がくれたお守りに手を合わせます。
「奇跡が起きますように…」
山王ゼミナールの塾長に最後の挨拶をしに行く順子。
「お気持ちに変化などはございませんか…?」
その時、由利匡平が現れます。
「俺を東大に入れてくんない?」
「私は無理…」
匡平は南高の2年生、とてもではないが東大に行けるレベルではありません。
壁に貼ってあるポスターを見て
「このポスターは詐欺なわけ?」
仕方なく順子は学力認定テストをさせてみることに。
「勉強はどれぐらいしてる?」
「中学校以来教科書開いたことねえし」
「威張るな-」
「昨日はあんなに嫌がってたのに何かあったの?」
昨日父親はここに来て方針が変わったようだ…ならこのクソみたいな塾から東大いってやろうかなって。
「よしここからは一人の人間として話そう」
「今すぐ恋をしなさい」
「???」
今30歳独身の5人に1人は生涯独身…
今我慢して将来恋愛しようとしても恋なんてできない
自分は今になって分かった「恋愛貯金」はできない。
順子は匡平が父に逆らっているだけということを見抜いていました。
誰かのために自分の進路を決めたらだめ!
「私は子供の頃から親の言う通り東大に入ることだけを考えてきた」
友達と遊べなくても、男の子とデートしたことなくても合格さえすれば全部チャラになると思っていた…
「受験に失敗して人生のプランが真っ白になった時、やりたいことが一つも見つけられない自分に気づいた」
なんで自分で道を選ばなかったんだろうって後悔してる…
「好きなだけ暴れろって言っておいてなんなんだよ!」結局自分が自信がないだけだろ!
「クソババア!」
匡平はそう言うと帰って行きました。
ショックを受けた順子は美和たちと飲みに行きます。
あの塾は出会いも何もなかった、次は頑張ってやりたい仕事を探してみたら?と美和。
「仕事は男と違って裏切らないから…」
順子が目をやると違う席であの安田が別の女性と楽しそうに飲んでいました。
「あんな顔見たことないんですけど-」
南高では高校教師の山下一真(中村倫也)が生徒たちに進路調査票を配っていました。
お昼、順子がとろろの散歩をしてベンチで座っていたところ、南高の高校生達がやってきます。警察官に呼び止められた高校生たち。
揉めているのを見て、順子が駆けつけます。
パイセンと呼ばれる順子を見て警官はどんな関係か聞くと「しみったれた人生の先輩です」と答えます。
隙を見て逃げ出した順子たち。
順子は匡平の恰好を見てバイトだと気付きます。匡平は年をごまかして夜勤の仕事をしていました。理由は早く家を出たいから。
「親父にチクらないのか?」
「チクんねーよ!歳ごまかしてまで根性あるじゃない!」
自分はもう仕事がないと独り言…
もう先生ではなくなる、今は人生のバカンスだと。
「こないだから思ってたけど、なんかあんたって大人っぽくねえよな」
「ばーか 残念だけど大人だよ」
どんなにバカやってみたって君達みたいな無敵な時間私にはもうない…
「大人って、警察から走って逃げたり保護者怒鳴ったりするわけ?」
順子は黙って匡平の髪をかきあげ「無敵ピンク…いい色」と言いました。
その場から去ろうとした時、匡平は自分で解いた学力認定試験を順子に手渡します。
勉強なんて長いことやってないからやり方が分からない。
「頼む教えてくれ」
「…」
「何時から?バイト」
夜、神社で二人きりで勉強をします。
「あんた変な大人だな」
「君もあと何年かしたら大人でしょ」
いつまでたっても親のせいにはできない…