良い人を演じている深海晶(新垣結衣)のもどかしい恋愛と仕事を描く獣になれない私たち(けもなれ)。恋人の花井京谷(田中圭)や、根元恒星(松田龍平)との関係も進展しないまま第5話を迎えました。
第5話では、ずっと京谷を悩ませてきた朱里と晶の直接対決がありました。
獣になれない私たち(けもなれ)の第5話のネタバレと恐怖の演出などお伝えしていきます。
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獣になれない私たち(けもなれ)第5話ネタバレ
元カノと今カノ、男たちの対決
京谷の部屋を突然訪れた晶(新垣結衣)。
晶は、朱里に京谷には内緒でここにきた、自分のことは知っているのか?と朱里に聞くと、朱里は大きくうなづきました。
晶も、朱里のことは聞いている・・・と言い、仕事が見つかるまではと何度も聞いていると語ります。引っ越しの物件もウサギを飼ったために探し直しとなったと京谷が言っていた。
せめるつもりできたのではない・・・
「ここを出ていくつもり、本当にありますか?」
「ここを出ていくつもりは・・・ない」
「死ぬまで出て行かない・・・って言ったらどうするの?」
「別れます」
なら、別れた方がいいと朱里は言います。疲れることすることない自分も疲れたくないからここに居る。
・朝起きられない
・変なところで働きたくない
・京ちゃんのときたま怒るのを我慢すればいい
晶は、朱里が京谷が好きでいるのではなく生活のことばかり言っていることに疑問を持ちます。朱里もまた京谷に、晶と付き合うから別れてくれと言われたことで、どうして自分だけ好きでいなければいけないのかと晶に言います。
自分の彼氏はモテる男だと思われたいんだ・・・幸せだね・・・と朱里は返します。晶は、ぼそりと自分も楽してこうなったわけではないと言うと、朱里は声を荒げてこう言いました。
「仕事があって、誰からも気にいられてなんでもあるじゃん!!」
朱里は自分は何もない・・・と滾々と話し、あなたみたいな人大嫌いと。
それを見て、晶は好きなことをしている朱里をうらやましいとポツリ。
そのころ、5tapでは京谷(田中圭)が恒星(松田龍平)を殴っていました。その顛末を見て倒れこむマスター。我に返った京谷は、恒星にお詫びに一発殴ってくれと言う。
「いやだよめんどくさい」
「偽善臭がすごい・・・いい人ですね」
「俺みたいな男が晶と付き合っちゃいけなかったんです」
もし、恒星が晶を幸せにできるんだったら・・・と言うと、恒星は怒りだします。自分ができないからと人に押し付けんな!だいたい好みではないんだと言うとその場にいた岡持(一之瀬ワタル)が晶が可愛そうだと言い出しました。
雨に打たれながらマンションに帰ってきた京谷。部屋に居る朱里と流し台にあるコーヒーカップを見て誰か来たのか?と聞くと朱里はウサギの名前を言ってごまかします。
晶の強がり
翌日から、目が覚めたような働きを見せる晶。出張から帰ってきた九十九社長にも出張中に入ったメールをすべて処理するなど前の一生懸命働く晶に戻っていました。
社長からはまたもやismsの取得を頼まれた晶は、それも勉強することに・・・。
一方、恒星の方も、監査に入った企業で書類の点検をしていました。晶は会社の帰り駅で恒星を見かけ5tapの近くで声をかけます。恒星は、前回あった時になにかあったかと聞くと、晶は冗談で返します。
妙に元気な晶に恒星は疑問に感じていました。
そこから来る日も来る日も晶は、仕事をこなしていきます。心の中では、「幸せなら手をたたこう」のフレーズ・・・。晶の心の中のなにかを封じ込めるように・・・。
晶は、部屋に戻るのに階段を上り、踊り場で座り込みます。
スマホを取り出し、誰かに電話をしようとしますが、たくさんある名前の内から誰も選ぶことができません。やっとのことで京谷の母の千春(田中美佐子)に電話をかけました。
千春と介護している夫とのなれそめ
介護辛くないですか?明るいけど辛いことないですか?晶はやっとのことでそういうと、千春は自分と夫とのなれそめを語り始めました。
千春は、福井県の小浜というところの出身。高校卒業後へしこ専門店(さばの糠漬け)を売っているお店の売り子として働いていた。そこに毎日来ていたのが、夫の花井克也だった。
小浜最後の日、店を訪れた花井は、「関東にお越しの際は連絡ください」と名刺を手渡してくれたのです。
そこから、千春は東京のことを気に掛けるようになりました。名刺の住所の地図を見ては「反対側の海はどんなのだろう」と想像する日々。
海を見ているとまた、花井がやってきました。
「へしこを買いにきました!」
なにをしに来たのかと千春が問うと「あなたの名前を聞いていませんでした・・・」と。
千春は海が見たい・・・相模湾が見たいと答えました。このとき千春はすでに花井についていくという決心をしていたのです。
晶は話している最中に涙があふれてきてしゃべれなくなります。
京谷家を出ていく
京谷は、自分の荷物をまとめたあと、朱里の部屋に入って行きます。朱里は、オンラインゲームの真っ最中・・・。怒るでもなく京谷は声をかけました。
オンラインゲームは終わりが設定されていない・・・ずっと会社が儲けるようになっている・・・。
「今度はなんのお説教?」
「説教はしない。もう出ていかなくていい」
そういうと、京谷は自分が出ていくこと、そして家を朱里にあげるということ、ローンは自分がこれから払い続けることなどを話しキャリーケースを手に出ていきました。
裸足で、玄関の前まで追いかける朱里・・・。
「彼女のとこに行くの?」
ウイークリーマンションに寝泊まりする・・・京谷はそういうと
「俺、フラれるかもしれない。でも、もうここには帰らない」と言い去っていきました。
落ち込む朱里、部屋のテレビ画面に映っているゲームの製作者の名前は「橘カイジ」とありました。
悩む晶と盾にされる恒星
晶は、5tapの前を通り過ぎようとしていると京谷からのメッセージが入ります。一気に悩みだす晶に、たまたま店に来た恒星が声をかけました。
京谷が5tapの近くまで来たのが見え、晶は突然恒星にキスをしたのです。
まとめと感想
主人公の晶は、自分らしい日常を取り戻した時、「幸せなら手をたたこう」の鼻歌を延々と歌っているのが気持ち悪かったですね。なかなか進展しない恋人たちですがやっと動きが見えてきました。
・晶・・・朱里と会って話を聞く⇒悩む
・京谷・・・やっと家を出る
・朱里・・・京谷の本気を知り気持ちがゆらぐ
・呉羽・・・夫の橘カイジとは偽装結婚?
・恒星・・・変わらず
第5話の演出がすごく気持ち悪かったのが印象的で、ガッキーの手のアップと「幸せなら手をたたこう」の鼻歌にのせて、日々仕事に追われる風景が映ったのが、大学生の文化祭で流れるようなお金のかかってない映像を見ているようでなんだか違和感を感じました。
あと、主役たちの展開が止まったように遅くて思ったところに波風が立たずにいるところ、なぜか千春の話は実写で作るほど手が込んでいるのがまた不思議でした。
そこ・・・セリフだけの説明でいいんじゃないかな~と。
おそらく、好き嫌いが別れるドラマなんだと思いますが、こうあってほしいという部分が悪い意味で予想外の展開になることと、「どうどうめぐり」と京谷や晶のセリフと同じく見ている方も堂々巡りをしている感覚になります。
自分としては、京谷には朱里にババーンと怒ってオンラインゲームをぶっちぎり泣かしてほしいし、外に出してドアを閉めてもいい。いい加減、晶の良い子ぶる部分に恒星が奪うくらいのパワーでメスを入れてほしいと感じてしまった。
京谷は4年も晶を振り回して、自分が晶にふさわしくない・・・って、今言うか~?って誰もが思うし、恒星も同じことを言うんだけど、普通すぎて共感という風でもない・・・。
動きがない分、もうちょっと刺さる言葉を言って欲しい・・・。
キャストが良いので、視聴率は下がらないようですが、小さなガッカリの積み重ねがこのドラマが盛り上がらない原因なのではないかなと思います。
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