自分の本心が言えない大人たちのストーリー「獣になれない私たち」。深海晶(新垣結衣)と京谷(田中圭)と朱里(黒木華)の関係がとてもややこしくなってきました。
京谷が家を出るとあわただしく朱里も行動に移し、ほんとにストーカーのような行動も見せます。しかし、晶のちょっと気を利かせたつもりの行動がまた朱里の心を傷つけてしまい次の問題へと移っていきそうな7話。
獣になれない私たち(けもなれ)の第7話ネタバレとあらすじ感想です。
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獣になれない私たち(けもなれ)第7話のあらすじ
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恒星(松田龍平)が封筒に入った大量の現金を持っているのを目撃してしまい、とまどう晶(新垣結衣)。恒星は「この金で粉飾決算に加担するように脅迫されていて、やむを得ない事情で抜け出せない」と話す。
その告白を真剣に聞く晶に「…という映画の話」と言って話を変えてしまう恒星。
社長の九十九(山内圭哉)の発案で、録音機能付き監視カメラがついたツクモクリエイトジャパン 。 その息苦しさと緊張感に松任谷(伊藤沙莉)も上野(犬飼貴丈)もバテ気味・・・。
強引な社長のやり方に会社全体の空気が停滞していることを晶と佐久間(近藤公園)は心配する。一方、寝たきり状態だった京谷(田中圭)の父の容態が悪くなり、病院にいれるかどうかで千春(田中美佐子)と家族の間はもめていた。
京谷とケンカしたままでそんな状況をしらない晶は、千春と連絡がつかないことを心配しながら夜遅くに帰宅。すると、アパートのドアの前でなぜか眠り込んでいる朱里(黒木華)を見つけ・・・
出典:日本テレビ「獣になれない私たち」
4年間も外出せずに家にこもりっきりだった朱里・・・、行動するとなるとかなり突飛な動きをしますね。好き放題にやってきたのはおそらく京谷に未練があったからでしょう。
京谷が出ていくと言ったときに裸足で追いかけた足の指にはちゃんとペディキュアが塗られていたのがその証拠。
職場の環境がどうのとずっと朱里は京谷に言っていたのは、暗に「結婚」を期待していたからかもしれません。4年前に京谷の家に入り込んだはいいものの、母親の千春には好かれなかったことから停滞している時に、京谷が好きな人が出来た・・・なんていったら女心としては、すねてみたい気持ちもわかりますがやっぱりやりすぎ・・・
京谷の気持ちがどんどんと離れていくのを実は一番気にかけていたのは朱里だったのかも。
獣になれない私たち(けもなれ)第6話のネタバレ
粉飾決済
恒星(松田龍平)と晶(新垣結衣)は、のみに行き、恒星が300万という大金を持っていることに疑問を持った晶が理由を問うと粉飾決済を過去にしたためにそれから脅されてやめられないと話しました。
こんなことになっては恒星は命はあっても人生終わったも同じ・・・。
「人生の残り時間を引き延ばすためには、苦しくても続けなくてはならない」
だがしかし、その男は反乱を起こす、自宅で作った爆弾で相手を逆に脅迫をする・・・、それは「太陽に住む男」という映画の話。途中で映画の話にすり替わっていました。
酒の場でまじめには話さないという恒星に晶はたしなめます。呉羽とも同じようなことをしていたためにうまくいかなかったのではないのかと。
「じゃ自分は?自分は話してきたのかよ・・・京谷と本音で!」
晶は、初めは話していた・・・、そして京谷が初めて自分が愛されているということを感じさせてくれた人だった。
店から帰ろうとすると晶に千春(田中美佐子)からメッセージが入ります。
花井家のもめ事
京谷の実家では、医師が京谷の兄と入院を勧める話をしていました。いくら家で頑張ったところで限界がある・・・入院させた方が良いと話しますが、千春は受け付けません。
京谷もまた、上司と昼食の時に、自分が元恋人を自宅に住まわせていたこと、そしてとうとう家を出て来月部屋の契約が終わる晶とのために新しい家を探していることを語りました。
九十九社長の空回り
朱里は家でだらしない行動をしています。勢いで持って帰った晶の荷物を見つめて途方にくれていました。ツクモクリエイトでは、カメラを設置したことでとうとう社員も辞める決心をしたものが多く有給消化中で職場には人がほとんどいませんでした。
佐久間(近藤公園)は晶にも息が詰まらないか聞きますが、ふたりの考えは社長の九十九がカメラをつけたところでせっかちなのでみることはないというのが共通の考え・・・。
佐久間は、社長のやり方の批判をします。
「俺は、仕事って信頼だと思っている、信頼してもらうためには言葉を尽くすしそれあきらめちゃったら関係性って、作れないでしょう」
橘カイジの仕事
5tapで晶は、宅配が届かないことをタクラマカン斎藤(松尾貴志)に話していました。斎藤は宅配便ドロボウじゃないかという。そのころ5tapの近くでは、岡持三郎(一之瀬ワタル)と荷物を持った朱里が対決をしていました。
なにか不審な雰囲気がある朱里を三郎は怪しい人物としてとおせんぽしていたのです。しかし、朱里が隙を見て逃げ出してしまいました。
5tapに入ってきた呉羽は晶に抱き着きます。100回抱き着いたら許してくれそうだという。晶は、呉羽に夫のカイジはどんなタイプが聞くと「しみこむ系」と答えました。
呉羽は、カイジの会社の上場の件を恒星が受けるのかを聞きにきていたのです。
晶と呉羽が一緒に帰り路に恒星が現れました。カイジの仕事を受けるというと呉羽は恒星に抱き着き喜びました。晶はそのまま自宅に帰ると家の前には宅配の荷物を持った朱里が玄関先で座り込んでいました。
晶が立て替えた2000円を晶に手渡しその場で眠ろうとすると晶は仕方なく家にいれて泊めることになったのです・・・。
朝、出勤の時間になっても起きない朱里に晶は仕方なく自宅の大事なものを持ち鍵を置いて家を出ていきました。その後、家の中を詮索する朱里・・・晶の会社も知ってしまったのです。
樫村地所との打ち合わせ
ツクモクリエイトでは、樫村地所との打ち合わせが行われます。職場で息も詰まる思いをしている松任谷と上野は、そうそうに会議室に行き晶の噂をしていました。
それは、前回の飲み会での話・・・。
京谷と晶がふたりで語っていたのをこっそり聞いていたのです。「晶可愛くない・・・」と言った京谷の言葉に松任谷は怒っていました。ただ、頼りにしている晶の話をしながら自分たちのふがいなさも少し反省をしていました。
京谷と竹田が来て会議が始まると、晶は自分がプレゼンをしようとしますが、上野に話させることにしました。不快感を表す竹田でしたが京谷がフォローをします。
京谷を見送る晶は、思わず朱里のことを語ろうとしてやめ、千春からお酢が届いたこと、連絡を入れても千春がでないことを語るとどうやら京谷の父が危ないらしい。
晶のテリトリー
朱里は、5tapに行き飲んでいました。大事なものがどんどんなくなっていく・・・と愚痴る朱里に、近くにいた恒星ははっきりと正体を語りました。
京谷と晶がどうなってるのか朱里が聞くと自分が出て行かないからこじれているんだろ?と言うと、何も知らないんだと朱里は答え、家は自分の家だとキッパリ。
「出ていく気持ちはないってことか・・・」
「それでよく来られるよな・・・晶のテリトリーに」
恨めしい顔をした朱里に頭おかしいと恒星。
朱里は、みんなに好かれる晶をうらやましかり、キラキラ女子と言い嘆きます。しかし、恒星は晶が必死に生きてて実はいっぱいいっぱいで死にそうなんだと言いました。
「不幸の背比べは楽しいですか?」恒星が言うと朱里がビールをぶっかけます。
朱里が晶の家に帰ったあと、5tapに晶がやってきます。恒星の姿を見るなり朱里に何かしたのかと問い詰めると、誰のおかげで・・・と口ごもりますが、恒星はこれまでのこともあり自分が言いたかったんだと考えなおしました。
晶は、恒星の余計なことを言いすぎる部分をダメ出ししたあと家に帰っていきました。
家に帰ると、晶は朱里にお酒を用意し、自分のことを話し始めます。最初は、部屋の隅で自分の殻に閉じこもっていた朱里。晶は、ふたりは似ているという話をし始めます。
性格は全然違うが、実家に戻れないという環境は同じ・・・京谷と出会った順番が違っていたら私が朱里のようになっていたかもしれない・・・。
ずっと朱里の反対の女性を演じていたんだと言います。
「京ちゃんは、あなたみたいになってほしいんだな」と思っていたと朱里がポツリと語ります。
晶は「私たち・・・誰の人生を生きてきたんだろうね・・・」とビールを飲みました。
晶、花井家のもめ事に乱入
朝、千春のメールで起きると朱里は預かった鍵を置いて部屋から出ていっていました。千春のメールは泣いているキャラばかり・・・なにか力になれることがあればと晶は送ります。
京谷の実家をひとりで訪れた晶。
物言わぬ夫に挨拶をする晶に千春は泣き出してしまいました。
そこに、京谷がやってきて兄弟がふたりで病院に連れて行こうと言い出しますが、千春は拒否・・・、晶も割って入り千春を助けました。
晶は、千春がずっとケースワーカーと話し合いをして自宅で介護することを決心したことを伝え、ひとりで悩んでいたんだと兄弟に話しました。
晶の決断
晶と京谷はその後、ふたりで海岸に行きました。京谷は、晶が言ってくれたことで千春の気持ちがわかったと礼を言うと、晶は、千春が以前に京谷が一番父親に似ていると言っていたことを語ります。
京谷は、それは違うといいます。
「私ね・・・京谷が好きだった」
京谷に会って初めて人に愛されることを知った、自分の人生も捨てたもんじゃなかったと・・・。京谷と別れることは人生を捨てるのと同じくらいのこと。
本当のことをなにも言えてなかった・・・それってもう私の人生ではない。私は私の人生を放り投げてた・・・。
投げたくない・・・だから、京谷とは終わりにする。
肩の荷が下りた晶「ありがとう、さようなら」
帰ろうとする姿に京谷は、何かを語ろうと声をかけますがちょうど千春がやってきてお土産のしらすを渡しました。
「いっぱいお世話になりました、会えてよかったです」と去っていきました。
花井の家では千春に嫁が手伝うと言い出し、5tapでは晶がご機嫌でビールを飲んでいました。
朱里の決断
朱里はそのころ、自分の部屋で会社のエントリーシートに応募していました。その名前は「ツクモクリエイトジャパン」晶の会社だったのです。
獣になれない私たち(けもなれ)第6話の感想
晶と朱里は似た者同士・・・京谷と出会う順番が違っていたら自分は朱里のようになってしまったかもという晶の言葉を聞いて、もしかすると京谷って、朱里も晶も愛情は同じ程度で、彼のステレオタイプにハマった人間が好きなんではないかと思ってしまいました。
つまり、もし朱里が、晶のようにみんなに良い顔をしてキラキラしていたら京谷もまた朱里が好きなままだったかもしれない。ライバル同士の女性たちはどちらにもなりえたんだと思うとちょっと京谷自身のあやふやな恋心が相手の女性をダメにしてしまったのかな。
「晶がかわいくない」と言うのは彼の本心で、かわいくないなら好きでないという裏返し・・・。
見た目が田中圭なので、普通に聞いていますが、他の役者さんだったらすごく怒っていたかもしれません。
まとめ
晶と朱里は全く違うようでなんとなく似た者同士。京谷のことを好きというかもう意地になっている気もします。どちらかがバランスを崩すとどちらも離れるような感じ。
見た目は田中圭なので、「良い人」のイメージが強いですが、キチンと言うタイミングで言えない、裏切っていても先延ばしにするという態度は、男としてはどうなんだ・・・と。
煮え切らない男にはやっぱり天罰が下ってほしいと思ってしまいます。