毎回話題となる日曜劇場のドラマ「この世界の片隅に」。時代は戦時中の日本で、原作は、こうの史代さんの漫画です。すでにアニメ化もされていて大人気となった作品です。
実写化にあたって、ヒロインはオーディションをおこない3000人の中から選ばれた松本穂香さん。
「この世界の片隅に」のキャストや松坂桃李さんとの関係をご紹介します!
ドラマ「この世界の片隅に」基本情報
■放送開始日:2018年7月15日(日)
■放送時間:毎週日曜日 21:00~ ※初回25分拡大
■放送局:TBS系列
■原作 漫画「この世界の片隅に」
こうの史代
こうの史代さんの代表作
「夕凪の街 桜の国」「この世界の片隅に」
脚本:岡田恵和「ちゅらさん」「ひよっこ」
■主題歌
主題歌は公表されていませんが、音楽担当は久石譲さんです。
久石譲さんのプロフィール
出身:長野県
職業:作曲家・編曲家
活動:1974年~
概要:ジブリ作品や北野武監督作品など幅広い映画やドラマの音楽を担当。
代表作:「風の上のナウシカ」「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」「ハウルの動く城」「BROTHER「おくりびと」「悪人」 他
ドラマ「この世界の片隅に」のあらすじ
昭和9年、広島市江波に住んでいた浦野すずが人攫い”ばけもん”に捕まってしまいました。籠に閉じ込められて連れていかれるすずは、同じく先に攫われていた北條周作と出会い、彼の機転でその場から逃げ出すことに成功する。
1943年18歳になったすずの元に突如縁談の話が舞い込んでくる。自分を見初めたという話に身に覚えがないすず。そこで待っていたのはなんと幼少期に助けてくれた周作だった・・・
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この世界の片隅にの相関図
この世界の片隅にのキャスト
北條(浦野)すず・・・松本穂香
北條周作・・・松坂桃李
水原 哲・・・村上虹郎
刈谷幸子・・・伊藤沙莉
堂本志野・・・土村 芳
浦野十郎・・・ドロンズ石本
浦野すみ・・・久保田紗友
浦野すず(幼少期)・・・新井美羽
黒村晴美・・・稲垣来泉
白木リン・・・二階堂ふみ
黒村径子・・・尾野真千子
刈谷タキ・・・木野 花
堂本安次郎・・・塩見三省
北條円太郎・・・田口トモロヲ
浦野キセノ・・・仙道敦子
北條サン・・・伊藤 蘭
森田イト・・・宮本信子
北條(浦野)すず 松本穂香
出典:フラーム
1925年生まれ。広島県江波出身。
幼少期に人攫いに攫われ、同じく捕らわれていた北條周作の機転で助かりました。18歳になる頃、草津にある親戚の家で手伝いをしていたすずの元に縁談の話が舞い込んでくるが相手は周作であり、その後北條家に嫁ぐ。
戦時中という貧しい環境の中でも、徐々に北條家にも馴染んでいき、白木リンという周作と関係があった女性と出会う。
周作との関係に悩むようになるも、自分の気持ちに改めて気づいていくようになる。
松本穂香さんプロフィール
生年月日:1997年2月5日
出身:大阪府
身長:162cm
2015年「LOTTE SWEET FILMS」デビュー
高校では演劇部に所属。NHK連続テレビ小説「あまちゃん」に感銘を受け、女優を目指し在学中に所属事務所に合格。
「この世界の片隅に」主人公オーディションに約3,000人の中から見事すず役を勝ち取る。
映画
「青空エール」「狂い華」「恋は雨上がりのように」
ドラマ
「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」「ひよっこ」「コウノドリ」
舞台
「ヨミガエラセ屋」
北條周作 松坂桃李
呉鎮守府書記官ですずの夫。真面目で大人しい性格。
幼少期人攫いに攫われるも機転をきかせ、すずと共に脱出しその後、すずに結婚を申し込み、夫となる。
リンと関係を持っていた過去も。すずを愛しているがすずが幼馴染の哲に思いを抱いていることに気づいている。
松坂桃李さんプロフィール
生年月日:1988年10月17日
出身:神奈川県
大学在学中に役者の道を選び中退。その後俳優として数々の作品に出演。
2009年「侍戦隊シンケンジャー」でデビュー
チェレンジFBモデル2008にてグランプリ受賞し、その後雑誌「FINEBOY」専属モデルになります。
2011年「アントキノイノチ」にて第85回キネマ旬報ベスト・テン新人男優賞。
第33回ヨコハマ映画祭最優秀賞新人賞受賞。
映画
「僕たちは世界を変えることができない。」「ツナグ」「不能犯」「娼年」
ドラマ
「怪盗ロワイヤル」「梅ちゃん先生」「わろてんか」「サイレーン」「ゆとりですがなにか」
舞台
「銀河英雄伝説」「真田十勇士」
水原 哲 村上虹郎
すずの小学校時代の幼馴染で、小さい頃は、すずとお互い意識する間だったけれども結局は恋人にはならず、成長してからは志願兵となり海軍に入隊する。
村上虹郎(むらかみにじろう)さんのプロフィール
生年月日:1997年3月17日
東京都出身
特技:水泳、ギター、剣道(初段)乗馬、英語(日常会話)
父:村上淳(俳優)
母:UA(歌手)
第41回日本アカデミー賞 優秀助演男優賞
第38回ヨコハマ映画祭 最優秀新人賞
など
映画
「犬ヶ島」「ナミヤ雑貨店の奇蹟」「ディストラクション・ベイビーズ」
ドラマ
「ザ・ブラックカンパニー」「仰げば尊し」など
白木リン 二階堂ふみ
出典:near, far 二階堂ふみ写真集 (SPACE SHOWER BOOKs)
広島出身で、呉にある朝日遊郭「二葉館」の遊女。
二階堂ふみさんのプロフィール
1994年9月21日
出身地:沖縄県
血液型:O型
身長:157㎝
映画
「何者」「ふきげんな過去」「オオカミ少女と黒王子」など
ドラマ
「問題のあるレストラン」「軍師官兵衛」「Woman」など
黒村径子 尾野真千子
出典:TOM company
周作の姉。
結婚で家を出ていたが夫キンヤの死後に、黒村家が引越をすることを機会に離縁して娘晴美と一緒に北條家に戻ってきた。
尾野真千子さんのプロフィール
1981年11月4日
出身地:奈良県
身長:161 cm
映画
「ナミヤ雑貨店の奇蹟」「ブルーハーツが聴こえる」「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」など
ドラマ
「夏目漱石の妻」「はじめまして、愛しています。」 「フジコ」など
浦野キセノ 仙道敦子
出典:研音
すずの母。
仙道敦子さんのプロフィール
1969年9月28日生まれ
愛知県名古屋市出身
夫:緒方直人
「クリスマス・イヴ」「とんぼ」「セーラー服反逆同盟」など
北條サン 伊藤 蘭
出典:トライサム
周作の母。足が悪いので日ごろは、安静にしている。
伊藤蘭さんのプロフィール
1955年1月13日(63歳)
東京都出身
身長:157㎝
夫:水谷豊
映画
「くじけないで」「少年H」など
ドラマ
「仮釈放の条件 出口の裁判官 岬真斗香」「鬼と呼ばれた男 松永安左ェ門など
森田イト 宮本信子
出典:宮本信子オフィシャルブログ
草津に住んでいるすずの祖母。
宮本信子さんのプロフィール
本名:池内信子
生年月日:1945年3月27日生
出身地:北海道
身長:156cm
血液型:O型
趣味:小唄、ジャズダンス
シカゴ国際映画祭最優秀主演女優賞
日本アカデミー最優秀主演女優賞
キネマ旬報主演女優賞、ほか多数受賞
映画
「タンポポ」「マルサの女」「お葬式」など
CM「プリオール」
松本穂香(すず)と松阪桃李(周作)の関係
北條すず役・松本穂香さんと北條周作役・松坂桃李さん。後ろには呉市の古民家を移築したオープンセット(絶賛建築中)が!!
尾野真千子さん、伊藤蘭さん、田口トモロヲさん、伊藤沙莉さん、土村芳さん、久保田紗友さんの出演も決定!!脚本は岡田惠和さん、音楽は久石譲さんです!!#このせか #tbs pic.twitter.com/sxRV2Asapl— 【公式】日曜劇場『この世界の片隅に』7月15日スタート!! (@konoseka_tbs) 2018年5月4日
すずと周作は後に夫婦となる間柄です。初めての出会いはすずが人攫い”ばけもん”に攫われた時、周作も同じく籠攫われており、すずはその後に入ってきました。
周作は人攫いを眠らせ、すずと共に逃げることに成功します。その後会うこともなかった2人ですが、すず18歳、周作22歳の時に突如周作が縁談を持ち込みます。当初から周作はすずのことを愛しており、大切に思っていましたが、すずは周作のことを覚えていませんでした。
無事結婚した2人ですが、白木リンと知り合ったすずは周作とリンの関係に気づいてしまいます。過去に関係があったリンのことが気になる一方、すずの元に幼馴染の哲が現れます。
周作はすずの気持ちが哲に向いていることに気づいており、哲とすずが会うのを後押しする場面も。
哲のことを気にかけていたすずですが、結婚生活の中ですでに周作へ気持ちが向いていることを自覚し、2人は強い絆で結ばれることとなります。
松本穂香さんと松坂桃李さんは今回が初共演となります。
またキスシーンなどもある本作では、経験豊富な松坂桃李さんが松本穂香さんをリードしながら緊張をほぐすなど、微笑ましい場面があったそうです。
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ロケ地
本作舞台でもある広島県呉市で実際に撮影したり、当時の民家をわざわざ東京の緑山スタジオに移設し撮影するなど、原作の雰囲気をとても大事にされているようです。
漫画原作でアニメ映画も大成功を収めた作品ですので、新たにドラマ化するのはプレッシャーも多いと思われますが、当時の風景や背景など細部にこだわり少しでも原作のイメージに近づけているようですので、期待が持てます。
まとめ
この世界の片隅にのドラマで見どころといえば、主人公や時代を感じさせるセットではないでしょうか。
・話題の新人女優松本穂香さん
・作中に実際出てくるところでのロケ
約3,000人の中から見事主役の座を射止めた松本穂香さん。auのCM「意識高すぎ高杉くん」にも出演しています。
脚本を担当している岡田さんの作品「ひよっこ」では主人公の同僚を演じ、その演技力に注目されましたので、今回の主演もどんな演技を見せるのか楽しみです。