漫画が原作で、2016年にはアニメにもなった「この世界の片隅に」が連続ドラマとなります。
広島呉が舞台となっている戦争中の物語です。主人公には、3000人からオーディションで選ばれた松本穂香さんが演じます。
この世界の片隅に第1話のあらすじとネタバレ感想やふたりの運命的な出会いをさせた鬼(ひとさらい)の正体なども調べてみました。
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この世界の片隅に第1話のあらすじ
昭和9年のある日、広島県広島市江波に住む少女・浦野すず(幼少期:新井美羽、大人時代:松本穂香)はお使いに出た帰り道、川原で絵を描いていたところを人攫いに捕まってしまう。
しかし、先に捕まっていた少年・周作(幼少期:浅川大治、大人時代:松坂桃李)の機転で逃げ出すことに成功する。無事自宅に帰りついたすずだが、今日の出来事が夢のように思えて…。
時は経ち昭和18年秋。妹のすみ(久保田紗友)とともに祖母・森田イト(宮本信子)の家で手伝いをしていたすず(松本穂香)のもとに叔母が駆け込んできた。江波の自宅にすずを嫁に欲しいという人が来ていると連絡があったのだ。
事情がよくわからないまま自宅へと急ぐ道すがら、すずは海兵団へ進んだ幼なじみ・水原哲(村上虹郎)と出会う。てっきり哲が相手の人だと思っていたすずはさらに混乱する。
すずには、水原という幼馴染がいて、小さいころから一緒にいるので、この時代なので延長戦上で結婚を考えるのがふつうですが、その前に運命的な出会いをした周作が、すずを迎えに来たんですね。
すずには、はっきりとした記憶はありませんが、少し大きかった周作にすれば衝撃的な出会いだったのでしょう。
すずが履いていたももひきの名前を見て、ずっと名前を覚えていました。
その頃、浦野家では北條周作(松坂桃李)とその父・円太郎(田口トモロヲ)がすずの帰宅を待っていた。すずの父・浦野十郎(ドロンズ石本)と母・キセノ(仙道敦子)は突然の来客に恐縮しながら会話をつなぐ。
周作は以前にすずを見初めたというが、こっそり家の様子を覗いたすずには見覚えが全くなく…。
鬼(ひとさらい)の正体は?
出典:FOD「この世界の片隅に」立ち読みより
このストーリーの一番のキモとなる部分、周作とすずが出会ったのは「ばけもん」が二人をさらったことで出会いました。
二人の出会いのエピソード
昭和9年1月、お使いを頼まれた浦野すず。海苔を「ふたば」というお店に届けようと町を歩いていました。ある大きな男に場所を尋ねると、望遠鏡を貸してくれ高い場所からのぞいてみろと言う。
そのまんま、かごに入れられたところ、先客がいました。
学生服を身にまとったその男は、自分たちは人さらいにあったんだと言います。
早く帰らなければ・・・、すずは、ふと持っている海苔を一枚取り出し、青年に小刀を借りて切ったあと望遠鏡に張り付けました。
そして、ばけもんに見せると、夜が来たと勘違いし眠ってしまったのです。
二人はは帰ろうとするも、青年が眠っているばけもんの手にキャラメルを握らせ「ばんめし抜きはかわいそう」といいました。
ここまでが出会いのエピソードです。
見るからに怖い大きな男、子供からすると大男なので「ばけもん」と映ってしまったのは仕方ないことだと思います。
この、ひとさらいについては、いろんな方が考察しているのですが、どうもすずの「兄」説が有力です。
サイドエピソードとして、お兄ちゃんが戦地の南国で、ワニと結婚をするというシーンが描かれています。
すずにとってお兄ちゃんは、乱暴であまり好きというわけではなかったようで、アニメにも怖い顔をした兄を描き「鬼イチャン」と文章を入れているので、おそらく帰ってこなかった兄の要一が姿を変えたのではないかという意見が多いです。
ラストにも、ばけもん風の男とワニが出てきますので、話がつながっているのですが、実際の種明かしはありません。
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まとめ
主人公の松本穂香さんは、「意識たかすぎ高杉くん」のCMでも活躍されている人気上昇中の女優さん。
久しぶりの戦争ドラマですが、どんな演技を見せるのか楽しみです。