80年代のヤンキーが主役の今日から俺は!!第5話では、東京のヤンキーと千葉のヤンキーの戦いが繰り広げられました。いつもは、卑怯者のレッテルを貼られている三橋(賀来賢人)でしたが、今回は負けず劣らず卑劣な男たちが出てきます。
今日から俺は!!第5話のネタバレと紅野(中村倫也)の読み方や役どころなどお伝えしていきます。
中村倫也演じる紅野の読み方は?
紅野は実は偽名なのですが、この読み方は(こうの)と読みます。ラストに本名も出てきますが普通の名前・・・、隠そうとしたのか、ちょっとカッコつけたのかこういう名前を自分で作って名乗っていたのです。
今日から俺は!!第5話のネタバレ
カッぺ狩り
タケノコ族がたむろする近くで座っている東京のヤンキーユウタ(平埜生成)。千葉から出てきた佐川(征木玲弥)は、ユウタに道を聞きます。
すると、ユウタは突然襲い掛かり、財布をカツアゲした後ボコボコに叩きのめした挙句、佐川は意識不明に・・・。
佐川はやられている最中に思わず「三橋さんと伊藤さんに知れたら殺されるぞ」と口走ったのです。
ユウタは逃げる最中に仲間に助けられアジトに入ると、紅野(中村倫也)とゴロー(池田純矢)と岩田(市川刺身)がいました。ユウタの知人が千葉のかっぺヤンキーにやられていまも入院していることからイライラしていたと言うと紅野は、じゃあ千葉のヤンキーが二度と東京で大きな顔ができないように遠征をすると言いだします。
ユウタは気が乗らないようで、向こうに行けばまた強いヤツもいるかも・・・というと紅野は明らかにイラつきはじめました。状況を察したユタカが三橋と伊藤のことを言うと紅野はさらに上機嫌となりぶっ殺しに行こうと言ったのです。
東京ヤンキーが千葉に登場
軟葉高校に生徒が東京で意識不明だと連絡が入り椋木(ムロツヨシ)が向かうことになりました。そのころ、理子(清野菜名)からも三橋と伊藤(伊藤健太郎)に佐川のことが耳に入っていたのです。
紅野たちは、千葉に来ていました。ゴローが一人絞めた男子学生に聞いたところによると、このあたりでは三橋と伊藤を知らないヤツはいないという噂を聞きつけてきました。
紅野はあからさまに喜んでいるとゴローの情報では、軟葉高校は2人だけだが、開久高校には500人ものワルがいる伝説の不良高校があるらしいと言うと3人は盛り上がります。
ユタカはそんな姿を見て、少し違和感を感じていました。
そこに、開久の名前を聞きつけた、制服を着たヤンキーがやってきました。3人は息を合わせ1人をボコボコにしてしまいました。
ユタカが怖気づくと、紅野はいざとなれば東京に戻っちゃえばいい・・・と軽くあしらいます。そのことを開久高校で報告したところ
「東京もんだろうが何だろうが、この開久にケンカ売られたとあっちゃ、ぶっ殺すしかないな」「今すぐ連れて来い!」と片桐(鈴木伸之)が
言うと、下っ端たちが町中を探しにいきます。
千葉潜入
若い男を締め上げて家に入り込んだ4人。開久高校のメンバーに見つからないように洋服を着替えてまた町に出てきました。すると今井がちょうど道を歩いていたところに遭遇。
紅野は三橋と伊藤の居場所を聞き出そうとするが不審な男たちだと感じた今井は、知らないと言いその場を去ろうとすると、ひとりの男がゴミ箱を持ち出し投げつけてきました。
乱闘となり、今井は頭からゴミ箱をかぶせられ棒で全員で殴られていたのです。ユタカは非情なやり口に引いてしまっていました。
今井は、状況が呑み込めず、ごみ箱のまま倒れこみます。もう一度、紅野が三橋たちのことを聞いても今井は答えません。頭突きで返すもそこまで、キレた紅野にボコボコにされてしまいました。
三橋と遭遇
伊藤がその場に遭遇すると谷川(矢本悠馬)と今井が倒れているのを見て事情をききだします。紅野たちは、三橋と遭遇し、その男が三橋だと知ります。
ユタカは佐川をやったのは自分だと名乗り出ると、三橋の顔色が変わります。出直して来いというとユタカとあと3人が一度に三橋に襲い掛かりました。
三橋がやられそうになったところ、開久のメンバーが現れて紅野たちが笑いながら逃げていきます。
歩いて角を曲がったところで、ダメージで転がりまわる三橋・・・。そこに京子(橋本環奈)が現れると急に立ち上がりました。しかし、数歩歩いたところで倒れてしまいます。
公園で横にされた三橋の元には京子と明美そして伊藤と理子がやってきます。
どちらのメンツが大事?
紅野たちは路地に隠れていると、開久の男子学生がやってきますが、手に持っていた瓶を投げつけ倒してしまいました。あまりにもひどいやり方にどんどんユタカは引いていきます。
倒れている開久の学生の前に伊藤と三橋と開久高校の片桐たちがやってきます。どちらも東京ヤンキーたちには顔に泥を塗られている・・・片桐がメンツのことを言うと三橋は譲らないという。
相良がすごむと、三橋はあっさり「お譲りしまっす!」と最敬礼。よろしくお願いしまーす!と言うと伊藤が怒りだしました。しかし、これは三橋の手、開久に探させておいて、見つけたところでシメるのが三橋の考えでした。
アジトに帰った4人・・・、ユタカは紅野やり方に口を挟むと、紅野は果たし状を出すと言い出しました。
果たし状
三橋の部屋に果たし状が投げ込まれました。石をくるんで投げ入れられたことでガラスが割れ両親も飛んできます。なんとか言い逃れをして果たし状に書いてある9時に伊藤をつれ戦いの場所に行きます。
しかし、誰も来ません。いつもの三橋がやるような手を使い、紅野はからかったのです。
ユタカはやり方が気に食わないタイマンをすると言い残しひとりで待ち合わせの場所に向かいました。正義感に燃える伊藤がユタカと勝負することになり1対1の勝負をします。
仲間割れ
やられたユタカはどこか満足そうに笑顔を見せました。「千葉のツッパリは悪いヤツばかりじゃねーぞ!」と言って伊藤と三橋が帰っていった次の日の朝、ユタカがさらにボコボコになった姿で三橋の家の前に捨てられていました。
「喜ぶからオレタチもタイマンしてやった By東京BOYS」と貼り紙・・・。
アジトを聞き出し伊藤にそのことを伝えると、二人はアジトに向かいます。後ろから棒を持った紅野と岩田が二人を殴り、二人は倒れこみました。
気が済んだ紅野が帰ろうとすると開久高校のメンバーが血まみれになったゴローを連れて向かってきます。それを見た紅野と岩田は違う方向に走って逃げていきました。
歩道橋を上って逃げる最中、紅野は岩田を突き飛ばして一人だけ逃げていきます。歩道橋を登り切った時、紅野は車道のタクシーに乗りこみ逃げていく最中でした。
岩田に聞くと、お互い本名すらしらない関係だと言う。
「二度と来ないから許してちょー!」三橋と伊藤の前に最後に現れた紅野はタクシーで逃げていきました。怒る伊藤に三橋は東京に帰ってしまったらもう普通ならわからない。
「俺が相手じゃなかったらな!」
紅野の本当の顔
名門高校の優秀な生徒・・・それが紅野の正体でした。本名は篠原といい模試でも全国で優秀な成績を出したと周りでも評判になっています。そこに、先生が現れ、新聞に紅野が飼い犬のジョンを助けてくれたお礼がしたいと新聞に似顔絵が投稿されていたのを見てやってきていたのです。
よくやった!とほめる先生に自分ではないと紅野。
後に引けない紅野は、新聞に投稿した人の兄が校長室にお礼にきているからと言いました。
そこに居たのは、三橋・・・。頭を下げる三橋は紅野の手を強く握ります。三橋はそのまま紅野を河原に連れていくと二人しかいないことを不満をあらわにし、千葉と違い俺は強いと言い出したのです。
三橋のペース
ボディーに一発お見舞いした紅野・・・。三橋は用意してきた手作りの犬の写真を自分で破り騒ぎ始めました。同じ学校のメンバーが、やってきて口々に紅野を責め始めました。
三橋の口のうまさは誰にも負けない・・・。
イラついた紅野は、傍にあった瓶を割り、三橋にかかっていきました。三橋はそれを避け特大の一発をお見舞い・・・飛んで行った紅野は心の中で一言・・・
「勝てない・・・」とそう思ったのです。
まとめ
このドラマでは、それぞれ30前後の男性が高校生を演じています。中村くんも元々童顔ではありますが、流石にブレザー姿は無理がある(笑)それを、堂々と高校生と言い切ってしまうところがこのドラマの面白いところ。
中村倫也さん31歳、賀来賢人さん29歳、磯村勇人さん26歳と、高校生というには微妙な感じです。
ただ、飄々とした狡さみたいなものは中村さんの演技で感じ取ったので、最後のブレザー姿を除いてはとても面白い第5話でした。