10月11日木曜日に「リーガルV~元・弁護士小鳥遊翔子~」が始まりました。ドクターXと同じように米倉涼子さんの強気な演技が光っていましたね。
ドクターXのように、シリーズ化するのではと今から思うほど面白かったです。
リーガルV~元・弁護士小鳥遊翔子~の翔子がなぜ弁護士資格を剥奪されたのかその理由や、ドクターXのように決め台詞はあるのか?弁護士資格剥奪を企んだ黒幕を考察してみたいと思います。
目次
リーガルV~元・弁護士小鳥遊翔子~の詳細
放送局:テレビ朝日
放送日:毎週木曜日
放送時間:夜9時~
脚本:橋本 裕志
『ショムニ』シリーズ
『ウォーターボーイズ』シリーズ
『熟年離婚』
『華麗なる一族』
『獣医ドリトル』
『運命の人』
キャスト
小鳥遊(たかなし)翔子41歳・・・米倉涼子
海崎勇人39歳・・・向井理
青島圭太27歳・・・林遣都
白鳥美奈子29歳・・・菜々緒
馬場雄一42歳・・・荒川良々
神保有希28歳・・・内藤理沙
中沢淳美24歳・・・宮本茉由
伊藤理恵38歳・・・安達祐実
茅野明28歳・・・三浦翔平
大鷹高志50歳・・・勝村政信
天馬壮一郎63歳・・・小日向文世
京極雅彦65歳・・・高橋英樹
リーガルV~元・弁護士小鳥遊翔子~の弁護士資格剥奪理由はなに?
今回の米倉さんの役は、元弁護士で今は資格剥奪をされている女の役で、なにかを企んで京極法律法律事務所を作り管理人として裏で糸を引いています。
ドクターXは、天才医師として第一線で活躍をする人でしたが、今回のリーガルVでは、頭脳によって集めたメンバーを巧妙に動かして事件を解決するスタイル。
公式では、小鳥遊翔子は以下のような人だと説明されています。
「京極法律事務所」の管理人。自由奔放な言動で周囲を翻弄する元弁護士。かつて大手法律事務所「Felix & Temma法律事務所」に所属していたが、ある理由で弁護士資格を剥奪された。「暴力団とつるんで恐喝していたらしい」など黒い噂もあるが、真相は謎に包まれている。そんな中、ペーパー弁護士・京極雅彦を説得して「京極法律事務所」を開かせ、自分はちゃっかり管理人に。「法の下ではみんなが自由」を事務所の理念に掲げるが、彼女自身は“みんなの自由を奪う自由人”。もっともらしい理想を言って所属弁護士やパラリーガルをこき使い、自分は弁護士資格がないことを理由に何もしない。その反面、法律を利用してズルをする人間や、法律に甘えようとする人間を許さないという矜持もあり、本当に困っている依頼人を見分ける眼を持つ。刑事ドラマ『現場百回』と鉄道が大好き。
出典:テレビ朝日「リーガルV」
今はまだ、小鳥遊翔子の弁護士剥奪の理由は明かされていませんが、第1話でヤメ検の大鷹高志(勝村政信)が京極雅彦(高橋英樹)に噂話として語っていましたので、弁護士界隈ではこの話がまことしやかに流れていることになります。
翔子は元々「Felix & Temma法律事務所」に雇われ弁護士として働いていて、元同僚の海崎勇人(向井理)や白鳥美奈子(菜々緒)とも顔見知りですが、なぜかこの事務所の人たちは翔子の話となると重苦しい空気が流れるんです。
元々、今一緒に行動していて、翔子がスカウトした頼りない若手弁護士の青島圭太(林遣都)は、元々Felix & Temma法律事務所の面接を受けたことがあるのですが、その時面接官として対応したのが当時この事務所に所属していた翔子でした。
つまり、Felix & Temma法律事務所では相当な地位にいたことになります。
自由奔放な元弁護士で、鉄道オタクという一面も持つ翔子ですが、自分の意のままに動かせる人材を集めて弁護士事務所を作ったのは、天馬壮一郎をつぶすためではないかと思います。
謁見で、偶然海崎と出会った翔子が
「企業に魂を売ったあなたと一緒にしないでほしい」と捨てセリフを吐いたのは、どういった意味なのか・・・
このあたりに今後の対決の理由があるのかもしれません。
小鳥遊翔子を陥れたのは誰なのか考察
キャストを見ていると、悪役がはっきりしていてわかりやすいです。おそらく黒幕は元ボスの天馬壮一郎(小日向文世)ではないかと想像できますよね?
第1話の痴漢冤罪事件ですが、アンジャッシュ児島さんが演じる安田という君島化学の研究所に勤める男が、長年研究してきてその成果が実り特許を取ろうとした日の朝に痴漢の容疑をかけられることになります。
たまたま、同じ電車に乗り合わせた青島が弁護をすることになるのですが、状況は不利。基本的には、こういった裁判は99.9%は有罪になるんだと言う。
君島化学としても、これから新しい特許で新製品を出すことを社員の不祥事で汚したくないと、君島化学の常務がFelix & Temma弁護士事務所の代表の天馬に風呂敷の大金(おそらく300万)を手渡していきました。
このとき、天馬はなんのためらいもなく領収書を出させ自分のポッケに大金を突っ込んだのですが、弁護士報酬にしては金額が多すぎかなと。
おそらく、このあたりの金の流れの真相を翔子に知られてしまったので天馬が裏で糸を引いたのではないかと思います。
ラストに、海崎が青島にしてやられたことを天馬に報告するシーンがありました。天馬は高級腕時計を磨きながら余裕で話していたのですが(目は笑っていません)バックに翔子がいることを知り、表情を変えずに腕時計をこする手が速くなっていったのです。
なにか恐怖を隠しているような感じだったので、天馬も息の根を止めた翔子が浮上してきて恐怖は隠せなかったようです。
小鳥遊翔子の決め台詞が気になる!
米倉涼子さんはドクターXでも、個性の強い医師を演じていてその自由さにも注目されました。
「私、失敗しないので!」
「~~いたしません」
そういった決め台詞が、彼女の意志の強さを表現しています。
なにかとドクターXと比較されるのですが、今回のリーガルVでは決め台詞があったのかと気を付けて観ていたのですが、キッパリとこれと印象に残るセリフは多くなかったのです。
というより、翔子のキャラが濃すぎてそれだけで十分かなと。
・鉄道オタク
・駅弁好き
・鉄道バーに入り浸る(ツケがある)
・ホスト通い
法廷で、鉄道専門家として証人を務めたときに出された彼女の別の資格
・鉄道研究歴30年
・カリスマ鉄子と言われ雑誌の連載あり
・鉄道検定1級(全日本鉄道社主催)
・鉄道時刻表マスター試験 合格
米倉涼子さんのスマートなイメージとは反して、今回はキャラが濃い女性なんですよね。
気になる決め台詞候補
翔子が痴漢冤罪が企業が絡む事件を知った時に突然やる気を起こし、指示を出したときに言った言葉が、もしかすると今後決め台詞として使われるんじゃないかと思います。
目撃証人の存否!
被害者供述の信用性の精査!
検察側立証の予測!
弁護側立証の構築!
これを鉄道の車掌さんのように指さしのアクションをしながら言うんです。
流行るかどうか微妙なところですが・・・(;´・ω・)
名言も出てきた
「資格がないと人救っちゃいけないの?」「資格がないと困っている人に手を差し伸べることができないわけ?」
京極事務所で、翔子が管理人としてやっていくと宣言したときに言った言葉です。
日ごろは、好き勝手にしている翔子ですが、やる時はやる。金にならなくても正義を貫く。
「人生踏ん張らなければいけない時がある、それが今なの」
冤罪で安田が拘留され弱気になった時に言った言葉です。最初は、罪を認め示談を勧めていたのですが、安田が必死に無実を訴えた言葉が刺さり翔子が本気を出した言葉はとても説得力がありました。
まとめ
リーガルVの小鳥遊翔子が弁護士資格を剥奪された理由は、噂レベルでは翔子が暴力団とつながりがあるということですが、裏では天馬が糸を引ているのは間違いなさそうです。
元々、天馬の事務所で活躍していた翔子が突然資格剥奪という重い処分を受けたのは、かなりの圧力がかかったか巧妙に騙されたかどちらか。
ドクターXのように謎多き医者の素性が、シリーズを追って出てきたように、もしかすると次のシーズンに持ち越しもあるかもしれません。