
牧野ひより(高畑充希)は巡査を経て柳町北署の刑事課に配属されて念願の刑事となりました。5年前のデスダンス事件を担当した、元捜査第1課の刑事、夏目惣一郎(西島秀俊)を訪ねて迷い込んだのが、シェアハウス「メゾンドポリス」。
そこには、引退後の元警察官たちが集まる家だったのです。
警察の上下関係は絶対!ひよりもまた一警察官として元警察官たちに頭が上がりません。
おじさま方 × 新人刑事が挑む刑事ドラマ「メゾンドポリス」の名前の意味や、第2話のネタバレです。
メゾンドポリスの名前の由来や意味は?
設定は、引退した刑事たちが同居しているシェアハウスの老人たちが、刑事になりたてのひよりが捜査している事件を紐解いていくという設定。
この名前を付けたのは、シェアハウス管理人で元中野東署警務課の高平厚彦(小日向文世)。
メゾンドポリスとは、「警察の家」という意味で、グーグル翻訳で調べてみると、Maison de police(メゾンデポリース)となっています。
警察 ⇒ La police
家 ⇒ Une maison
元警察官たちが住んでいるだけあって、決まり事が多いのもメゾンドポリスの特徴です。
メゾンドポリスでの決まり事
・新しく人が来たら全員で並んで「ようこそメゾンドポリスへ!」とあいさつする。
・黒板に警察さながらの相関図を作成し捜査会議をする
・目上の人の言うことは絶対
・面倒なことは若い夏目任せとなる
・元切れ者の夏目には集中するルーティーンがある
・事件が解決したら派手にカラオケパーティをする
第1話も第2話も事件を解決するときに、夏目がアイロンをかけながら頭を整理するというルーティーンがありました。先輩たちはそのルーティーンを経て事件を紐解くということは知っていて「ああ、いつもの・・・」みたいに理解をしています。
メゾンドポリスでの夏目の役割は、シェアハウスの雑用係、どんな小さな家事も全力投球で頭でじっくり考えてから行動にうつすという徹底ぶり。
ひよりと一緒に集めてきた情報を整理するこのシーンは、おそらく今後もラストのお決まりシーンとして出てくると思います。
夏目が手にしているアイロンが気になる
西島秀俊さんのエプロン姿もなかなか見れないのですが、アイロンをかけるシーンで使われている一風変わったアイロンが気になったので調べてみました。
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ドラマ内では、アイロン台に白いシャツを置いて襟の部分にアイロンをかけるんですが、このアイロンは衣服をハンガーにかけたまま蒸気でシワをのばせるというもの。
加齢臭とかタバコのニオイまで3倍スチームが軽減するというすぐれものらしいです。
メゾンドポリス第2話のあらすじと犯人ネタバレ
今夜10時はメゾン・ド・ポリス‼️
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舞台は小学校のPTA‼︎🏫🎒#メゾンドポリス #メゾポリ #高畑充希 #西島秀俊 #いよいよ第2話 #秘密だらけのPTA #中山エミリ #白羽ゆり #大場泰正 #宝塚 #おじキュン #WANIMA pic.twitter.com/wVWaPvt349
ある日、独居老人の平松祥恵(内田尋子)が自宅で死亡しているのが発見された。現場は密室状態で遺書も発見されたため柳町北署では自殺として捜査が進むが、ひより(高畑充希)は違和感を覚え他殺を疑う。
前回の事件がきっかけでメゾンのおじさまたちのリーダーにされてしまったひよりは、藤堂(野口五郎)と迫田(角野卓造)を伴い遺体発見現場を訪れる。藤堂はクローゼットに残されたコートに謎の毛を見つけ、署の鑑識には任せず自分で解析すると息巻く。
ひよりは仕方なく鑑識係の杉岡(西田尚美)をメゾンに呼ぶのだが、それが思わぬ事態に発展する。
数日後、ひよりは夏目(西島秀俊)とともに第一発見者の三上絵里花(中山エミリ)を訪ねる。と、そこにはなぜか三上の娘が通う小学校のPTA会長や渉外広報担当の森元妙子(白羽ゆり)らが同席していた。
小学校の見守り隊員を務めていた祥恵とPTA役員の三上には面識があったのだが、どうやら三上が犯人だという噂が出回ってしまいこれ以上あらぬ噂が立たないようPTAとして事情を聞かれたことにしたいと言う。そんな三上は夏目のある発言に明らかな動揺を示す。
一方、祥恵の周辺を調べていた迫田は彼女の意外な一面を発見する。
出典:メゾンドポリス
ひとり暮らしの高齢の女性が、自宅トイレで自殺しているのが発見されます。その方法は、トイレのドアを接着剤ですきまをふさぎ、有毒ガスを発生させたもの。
鑑識がその現場を見て、自殺と断定してしまうのですが、牧野ひよりは亡くなった平松祥恵のタンスの中を見て色とりどりの服が入っていることに違和感を感じます。
死にたい人がこんなに派手にするだろうか・・・。
それをメゾンドポリスで話すと、おじさまたちの反応も上々・・・。鑑識の藤堂(野口五郎)もタンスの中の服に付着している白い毛のようなものを見つけ鑑識をします。
平松祥恵は年金生活であるにも関わらず、かなりお金周りが良いことがわかりました。毎月20万円振り込まれているのは誰かの弱みを握っているのではないか?
調べてみると、PTA会長候補の男性と三上絵里花(中山エミリ)との不倫が発覚。平松に弱みを握られお金を支払っていたことがわかります。
しかし、三上絵里花がビルから落ちて亡くなり、その手には白い毛のようなものがつかまれていました。
結局、不倫をしていた男性が涙ながらに平松との関係を警察で話し、絵里花ひとりの罪と考えられましたが、実際には違いました。
時期PTA会長を目論見、インスタなどで憧れの生活をしている森元妙子(白羽ゆり)もまた、企業に勤める素敵な旦那との嘘を見破られ、二人で平松を殺していたのです。
しかし、絵里花を裏切り屋上で話をしていると見せかけ突き落としました。
絵里花の手にあった毛は、森元妙子のコートの袖にあったファー。しらを切る妙子でしたが藤堂が見つけた最初の犯行場所、平松の家での手袋から少しだけ出てしまった手のひらの指紋でその場にいたことが立証されます。
第2話の犯人
平松祥恵殺し ⇒ 森元妙子(白羽ゆり)
三上絵里花(中山エミリ)殺し ⇒ 森元妙子(白羽ゆり)
PTA会長を経て、議員への夢があった妙子は、自分をよく見せるためにフリー素材の男と自分の写真を合成してSNSに出していました。しかし、その嘘を見破った平松に脅されていたため、同じ悩みを持つ三上絵里花(中山エミリ)と共謀。
結局、第一発見者の三上絵里花(中山エミリ)に疑いがかかると罪を擦り付けて殺してしまいました。
人間嘘をついたら、その嘘を隠すために殺人まで起こしてしまうものなんですかね?森元妙子(白羽ゆり)のラストにけたたましく笑って怒る演技があったのですが、気品あふれる雰囲気から一気に気がふれる感じがなんとも白熱していました。
メゾンドポリスは、コミカルな設定ですが、事件自体はかなりドロドロしています。その対比もまた見どころです。