
元特殊工作員が幸せな主婦になるというトンデモ設定で話題となっていた「奥様は、取り扱い注意」ですがとうとう衝撃の結末を迎えました。終わり方がすっきりとしなかった方が多く意味不明と思った人は多かったのではないでしょうか?
ずっと、引きずってきた勇輝(西島秀俊)の正体も最終回で明かされて、これからお互いの正体を知ったまま暮らす選択肢もあったのですが、親友へ毒牙が及んだことで菜美(綾瀬はるか)の性格上放ってはおけなかったんですね。
ただし、最終回の結末がかなりあいまいだったので、もう続編や映画化の噂も出てきています。
最終回では次々と正体がバレた
皆さん一番注目していたのは、菜美の夫の勇輝の正体ではないかと思います。勇輝の正体は公安の人間でした。
菜美のことは、職務上知っていたのですが、菜美が特殊工作員であったときには「S」クラスの人間として監視対象だったのです。「S」というのは、日本語にするとスペシャルとかスーパーとかそんな感じでしょうか・・・。
いわゆる特別な対象者。それを監視するのが勇輝の仕事、しかしある時を境に菜美の行動が突然変わってしまった。受付嬢をしてみたりと普通の暮らしをするようになり戸惑っていた時にあるパーティーで、直面をしたとき勇輝の心の中での変化が起こったのです。
勇輝は、初めて菜美と対面した時に一瞬だけ、菜美が自分の対象者であることを忘れてしまいました・・・。菜美に一目ぼれをしてしまったのです。
そこから恋に落ちて結婚となったのですが、一度対象者となった人間なのでそう簡単には公安の対象から外れることもない。菜美が本当に一般人として穏やかな人生を暮らすなら何も問題なかったのですが、結婚してから次々と町で起こる事件を解決する菜美を見て、公安も黙っていられなくなりました。
そこを、勇輝が上司と掛け合って勝ち取ったのがドイツ行きだったのです。
勇輝自身もすでに菜美を愛していたんですね・・・。これからドイツに渡り普通の生活をしたいと願う勇輝に、菜美は勇輝に公安を捨てるように言い名前も変えてどこかに逃げたいと言い出しました。
それには勇輝は同意をしません。おそらく、公安の本当の組織力などを知っている勇輝としては、そう簡単に逃げおおせるものではないと思っているからなのだと思います。
そして、もうひとりヤバイ感じの人で出てきた横溝健(玉山鉄二)の正体もふわっとした感じで出てきました。
悪人は悪人なんですが、組織の名前などは出てこずどこにつながっているかは最後まで出てこなかったんですが、最後の菜美の大立ち回りの後に横溝が放った言葉
「お前はこっち側の人間なんだ」
この言葉から、工作員関係に関係している裏世界の人間ではないかと思います。間違いなく面識はあり、一緒に仕事をしていたようですが、どんな仕事という表現はなし・・・。
ただ、気になったのは、人のいない廃工場みたいな場所を対決場所にした割には飛び道具がなかったんですよね・・・(;^ω^)どう見ても、危ない関係の人っぽいのに拳銃なんかが無く、警棒みたいなスティックが出てきて戦うし、見せ場なのか一人ずつ対戦していくんです
おそらく、菜美が横溝の事務所に忍び込んで盗み取った主婦たちを脅していた材料のありかを吐かせるつもりだったんでしょうが、勝つ気ないやろ~(笑)と思いましたよ・・・。
衝撃のラストとは・・・。
横溝たちが誘拐した京子を助けに廃工場に行き、大立ち回りをして次々と横溝の手下を倒していったあと、菜美は覚醒してしまいます。過去のスリルがよみがえり雄たけびをあげるんですね・・・。
結局は、横溝以外を倒し、横溝の事務所から盗んだ悪だくみの資料と引き換えに、横溝がこの町から手を引くことといなくなることを条件に出し、話が終わるんです。
もちろん、京子にもバッチリ戦うシーンは見られているので、正体を聞かれるんですが「次のお茶会にね・・・」と約束します。この時、私は、あ・・・次があるってことはこの町に残るんだ・・・と思いました。
菜美が自宅に帰り「ただいま・・・」と言っても誰も出てこない。勇輝は去ってしまった・・・と思ったところ「おかえり」とそっと出てきました。ハッピーエンドかと思われた次の瞬間、勇輝の目がキラリとひかり手には拳銃を菜美に向けました。
パーン!(暗転)
これが結末です。
あれだけ、悪だくみをした横溝のグループすら警棒だったのに、ここでなぜ拳銃がでるー?!しかもラストの瞬間の菜美は、余裕しゃくしゃくでちょっと微笑み充実感であふれる顔をしていました。
意味不明と言われるゆえんかもしれません。
このラストを見て、続編や年末スペシャルや映画化の話をする人も少なくありませんでした。
奥さまは取り扱い注意、最終回見ました最後、全く意味が分からないと思っていたんですが、どうやら来年の夏にスペシャルドラマと映画化が決まったみたいです最後のモヤモヤがきになるけど、来年の夏にスペシャルドラマと映画でまた見れるので楽しみです
— Sinya Narazaki (@iYoE1NOb4UIXYSX) 2017年12月6日
奥さまは取り扱い注意
面白かった!
これ映画化か続編あるね— エマ (@mekurayanagito) 2017年12月6日
奥さまは、取り扱い注意どういう事なの?!もしかして、もしかしたら西島さんわざと外して、二人でドイツ或いは違う国に逃げたとか…だったら…なんて事だったらいいな。なんて思ってる。#奥様は取り扱い注意
— 麦子@いぶ (@Cat0709Honey) 2017年12月7日
まとめ
・勇輝(西島秀俊)は公安の人間だった
・勇輝が菜美(綾瀬はるか)を対象者として見張っていたがパーティーで一目惚れ
・新しい生活で菜美が起こした行動によってまた注目されてしまい、勇輝が上司にかけあってドイツ行きの話が出てきた
・横溝(玉山鉄二)と菜美は顔なじみだったが正体ははっきりしていない
・ラストは菜美が撃たれたのかどうかどっちともとれる終わり方だった