陸王の第4話の感想とネタバレあらすじ!茂木は負け組から復帰できるか?

「不良品など必要ない!」アトランティスの小原健二(ピエール瀧)が放った言葉ですが、こんな風に言われたら引きますよね~。これまで期待されていた茂木は怪我が原因で選手の第一線から退くように勧告を受けます。

プロの世界は厳しいですが、元はといえば自分にあっていない靴を無理をして使用していたためにそうなってしまったこと。いわば、なるべくしてなった結果なのに、物を扱うような企業の態度に茂木(竹内涼真)はどんな答えを出すのでしょうか?

勝負の世界にいる人間ですし、アスリートとしては結果を出す前から逃げることは耐えられないはず。第4話はそういった葛藤も含め新たに展開がありそうです。

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陸王第4話あらすじ

大地(山﨑賢人)と飯山(寺尾聰)はソールの素材として注目しいていたシルクレイを作ることに成功した。「陸王」の開発に向けて一歩前進したことを祝うため、宮沢(役所広司)はその他の社員も居酒屋の「そらまめ」に集めてこれまでの苦労をねぎらった。

陸王の次の段階として、茂木(竹内涼真)の足に合わせるため、足型を取りにダイワ食品に向かう。

茂木の怪我が会社の者の耳にも入っていたらしく、茂木は労務課から呼び出されて担当者との面談をすると、陸上からの引退、そして会社の仕事に専念しないかという打診だった。

ちょうど、引退には良い機会であるし、今後社員としてスタートしてほしいと言われるも茂木の心は複雑だった。

シルクレイってどんな素材?

第4話に出てくるシルクレイという素材ですが、話の中で飯山晴之(寺尾 聰)が特許を持つソールに適した素材です。この素材を開発すべく飯山産業という会社で開発をするのですが、あまりにも開発費用がかかりすぎてしまい会社はあえなく倒産してしまいました。

この素材は、飯山がかつて繊維メーカーに就職したときに思いついた素材。
繭の特殊技術の特許「シルクール」のことで、天然の繭100%でできていて強度や弾力が独特なものです。

実際のモデルの足袋シューズにはこういった特別な素材は使われていないので、あくまでも小説の中での創作にはすぎませんが、もしあったら面白い素材かもしれませんね。

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陸王第4話のネタバレ

苦労の末、シューズの底に最適なシルクレイが出来上がった。宮沢は居酒屋「えだまめ」で従業員を集め祝杯をあげる。銀行員の坂本も加わり良いムードの中、宮沢はぽつりと陸王を世界一のシューズにしたいと語ります。

従業員や飯山はその言葉に感銘を受け賛成をします。

飯山は妻と上機嫌で帰り道。怪しい車と人影を発見し顔色が変わる。

一方、茂木は会社の労務課に呼び出され、今期のレースに出れるのか問われると複雑な表情になります。その表情を読み取った担当はどうしたいかを確認します。

「30半ばて引退するのと、入社まもなく引退するのとでは違うものになる」

引退とは言わないが、回復の可能性の薄い故障を抱えたまま陸上部にしがみついていても居場所がなくなるだけ。今ならまだ間に合うと暗に引退をほのめかす。

宮沢は、また陸上部の城戸の元を訪れ、陸王のセールスをしていました。

茂木の足型を取らせてもらえないか・・・もちろん城戸はNO。こはぜ屋のような素人の作った靴を選手に履かせるわけにはいかないとつれない態度・・・。

茂木さんが履いてみたいと言っていると訴えると、城戸はもし回復してもまたアトランティスからサポートを受けるので必要ない。帰れと言われても宮沢は引き下がりません。

「新しい陸王はミッドフット走法が身につくシューズです!」
「怪我をした茂木選手にこそふさわしい靴です!!!」

みんなそんなことを言って選手を使って宣伝をしたいだけじゃないか?城戸は冷たくそう言い放ちその場を立ち去りました。

トラックで陸上部の靴を調整していた村野は、茂木が無理をして練習している姿を見つけます。控室で落ち込む茂木に言葉をかける村野。

茂木は、その日にあった労務課からの打診を打ち明けます。

村野は落ち込む茂木にこう言います。

「おれが必ず、お前に合ったシューズを作ってやるから」

その帰り道、宮沢は茂木が会社から出てくるのを待っていました。今度は直談判で、足型を取らせてほしいと申し出ると茂木は丁寧に断ります。

そこに、ルームメイトと村野が出てきて合流し一緒に帰りますが、茂木に語っていた男が気になり村野は茂木に尋ねます。

宮沢は会社に帰り、その日にあった出来事を語っていると、一緒に出てきた村野が実はシューフィッターと言うことを知ります。業界で随一で選手の足型を持っている。

次の一手を考えている宮沢は、飯山にいろんなパターンの陸王を作り茂木にまたチャレンジしてみることにします。

アトランティスの実験室。R2を手塚選手に履かせて模擬走行をしています。

小原と佐山がR2を絶賛していると、村野はその靴を見てソールの減りが早いと言い本当のことを言うようにとすすめると手塚は複雑な表情になります。

「自分に合っていると思うか?」と村野が声をかけると、小原は「そんな質問はするまでもない!合っているから履いてくれているんじゃないか!」

「なぁ!手塚くん!」と半強制的な言葉に手塚は一瞥し「俺は俺の実力をより高く評価してくれているところの靴を履くだけです」満足そうに笑みを浮かべる小原。

「こういっちゃ失礼ですけど、最後に勝てるかどうかは自分の実力が決めるものだと思ってますから」

再び、村野はシューズの底のことで小原と口論になっていました。小原は100項目以上のデータで分析しているから必要ないとの見解を崩そうとしません。分析をしつくして作ったR2手塚モデル。

「お前のその薄汚いノートに書かれていることがこのデータよりも正しいというのか!」すでに、1億もの金を使って開発をしているものを変更の余地はない。

小原は村野にいつ辞めても構わないと捨てセリフを吐き、部屋を出て行きました。

こはぜ屋の工場では、硬さの違うシルクレイが出来上がっていました。陸王を見て宮沢の表情も明るいものになります。

茂木の元に、あるニュースがもたらされます。それは手塚が大会で1万メートル27分50秒で大会新記録を取ったというもの。陸上部では、城戸が最近成績が思わしくないと選手に激を入れていました。

トライアルレースをおこないニューイヤー駅伝の選抜メンバーを決めるというもの。もちろん、故障中の茂木も入るように命令が下ります。もし、怪我が再発したら退部という条件付きで・・・。

またもや、宮沢は茂木に接触、出来立ての陸王を手渡しに来ていたのです。しかし茂木にはそんなことを考える余裕なんてありません。練習場で一生懸命練習している姿を見たアトランティスの小原。茂木の怪我が完治しずらい半腱様筋の部分損傷と聞かされていることで茂木との再契約は様子見だと語ります。

茂木は焦り食って掛かりますが、茂木と同じ怪我をして復帰をした人間はデータ上ひとりもいないことを告げ冷たく言い放ちます。

「確実に走れる人間しかサポートはできない」

残された茂木は、トラックを無我夢中で走っています。そこに村野が現れ何とかするというもヤケになる茂木。

村野はなんとかしようと小原に直談判をしますが、小原には効かず、すでに茂木は会社にとって必要のないもの、不良品はいらないと発言します。

「茂木は不良品ではない!」

そもそも、茂木の怪我の原因は、会社側が強引にR2を履かせてマラソンに出したことから発した怪我。R2で怪我をした茂木を支えるのはアトランティスではないのか!と村野は訴えますが、小原はさらにヒートアップし、村野に謝れと迫ります。
「アトランティスも落ちたな」そういうと、村野は会社を去っていきました。

宮沢はいつものシューズショップに新しい陸王を見せるために顔を出します。するとそこには村野の姿もありました。店長がふたりを引き合わそうとして呼び出していたのです。

店主は新しい陸王を紹介するように勧めますが、宮沢はライバル会社の人に言えないと遠慮します。しかし、村野はクビになったことを告げると、話がはずみます。

陸王を見るなり、その軽さに驚く村野と店主。素材が繭と知り興味をさらに持ちます。

茂木にはなかなか履いてもらえないという話になると、村野はアトランティスのサポート選手を思いやり嘆きます。
一度引き受けたら引退するまで面倒を見るというのが村野の主義。

「性格やクセ、同じ夢をみることがシューフィッターの仕事だ」

次の仕事はもう大きな会社はいいと言った村野に、宮沢は「ウチに来ませんか?」ととっさに言ってしまいます。

村野は宮沢は陸王を作ったことの感想を聞きます。
すると、宮沢は言葉に言い表せずもじもじするも、一度この靴を作りだしたらわからないことだらけ・・・それは無性に楽しくて仕方がない。

「だれも見たことがないようなスゴい靴を作りたい」そして、茂木選手に履いてもらいたい・・・。

どうして茂木にこだわるのかと村野が問うと、茂木選手が怪我をした試合を見ていて、その諦めない姿に感動したと答えます。茂木とこはぜ屋が同じような気持ちになる。

「もし、茂木選手が世界一のランナーを目指すなら、私も陸王を世界一のランニングシューズにしたい。それが私の夢なんです」
「宮沢さん、その夢、私にも手伝わせてもらえないだろうか・・・」

そして、工場を訪れた村野が初めて発した言葉「陸王を世界一のシューズにしましょう」

持ってきたのは、数枚の靴の設計図、そのうち特別な1枚は茂木選手の足型でした。硬さの違うものを数足作ってもらうように指示し都内トライアルレースに宮沢が持ち込みます。

監督の城戸に門前払いされているところ村野が登場し、茂木に履かせるように言います。

村野は茂木と対面し、新しい靴=陸王を手渡し履かせます。それを見た宮沢は感動のあまりうれし泣き、茂木はあまりの軽さに驚きを隠せない

トライアルレースが始まる直前、アトランティスの小原と佐山がトラックに現れる。宮沢が険悪なムードであいさつを交わすと、軽蔑を込めた手厳しい言葉が返ります。

トライアルレースが始まり、茂木はやはり厳しい雰囲気・・・ラスト2周となったときダメだと思われた茂木が前に迫ってきます。早い・・・。

「行け―!!茂木!!!」思わず宮沢の口をついて出てくる。

しかし1位独走したところで、茂木が足を抱えて転倒します。病院に駆け込んで待合室にいる村野と宮沢は心配そうな表情をしています。

茂木がうつむき加減で出てくると足がつっただけだと言い「この靴のせいです・・・」とポツリ。

「走っていてこんなに気持ちの良いシューズは初めてです」それがオーバーペースになってしまった。

「もしよろしければ正式にサポートしていただけませんか?」その言葉に涙があふれる宮沢、涙ながら握手を交わすふたり。

しかし、小原は茂木の完全復活を見抜いていました。佐山に茂木を取り返すように指示をします。

陸王第4話の感想

お金でものを言わせるアメリカ本社の大企業のアトランティスと吹けば飛ぶような零細企業のこはぜ屋。アトランティスは大きすぎて、融通が利かなくなってしまっているが、こはぜ屋は社長の想いの強さだけで引っ張っています。

シューフィッターの村野は、アトランティスに所属こそしているものの、選手のことを最優先にしていますがその想いの強さゆえに大企業をあとにします。

宮沢の陸王に関する思いの強さはいろんな人を引き寄せて進んでいくのですが、こんな世知辛い世の中でも人は感動で動くんだなと感じさせられます。実際に社会に出てもこんな靴バカの社長がいてほしいものだと希望を込めてみていました。

そして・・・少しだけ気になったのが・・・村野尊彦役の市川右團次さんの眉毛が時代劇仕様だったのも書き添えておきたいと思います(笑)意思の強さの表現なのかくっきりはっきり若干イモトのような光沢の眉でしたね・・・。似合ってるけど・・・。

まとめ

・陸王のかかとの素材「シルクレイ」をつくることに成功した
・大地もその他の社員も喜び浮足立つ
・茂木は足の故障のため、戦力外として引退の危機に
・村野が方針の違いでアトランティスを退社
・シューズショップの店主が宮沢と村野を引き合わせ村野はこはぜ屋に
・村野のはからいで茂木が陸王を履いて走る

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