
身辺警護人の第6話は、懐かしい人が出ていましたね。島崎章(木村拓哉)の元嫁の小田切仁美に山口智子。そして、幹事長と面識があり何やらワケアリの萩原聖人さん。
キムタクと山口智子さんが元夫婦というキャスティングがなんともロングバケーションというドラマを思い出させる展開でした。
今回は、過去の事件にとらわれている元総理大臣のお話です。
第6話の感想とネタバレです。
BG身辺警護人第6話の感想
今回のクライアントは元総理大臣をつとめた鮫島匡一(橋爪功)。政治家として活躍していたころにとある政治団体の男からあわや刺されるということがあり、今でも命を狙われていると心配している人。
結局は、自分と思っていることがまったく違う結果が出てしまうのですが、それがわかったときの表情と「自分の時代が終わったんだ」という演技がさすがだな・・・と思いました。
ふと肩の力が抜けるんですよね。
そして、頑固にふるまっていたのにあっと言う間に頭の切り替えをするんですが、深堀りすると、この鮫島という男の頭のよさといいますか、総理大臣にまで登りつめた男の機転みたいなものまで感じました。
そして、もうひとつ気になったのが、鮫島も参加した民事党の五十嵐幹事長と仲間たちの会合の席の料亭に元秘書(?)の萩原聖人さんが乱入してくるんです。
民事等・・・読みを逆さにすると「じみんとう」ですね(;^ω^)
「先生どうして逃げるんですかー!」
「ちゃんと面倒を見るっておっしゃったから!!」
「全部自分がひっかぶったんじゃないですかー!!!」
約束が違うと大声で叫んでいました。
SPの落合義明(江口洋介)に取り押さえられちょっと痛い目にあわされてその場は収まりましたが、6話には直接関係ありませんでした。
萩原さんを起用するとなれば、やはりもう少し大きな事件の発端になることは間違いないでしょう。
そして、島崎(木村拓哉)の妻の小田切仁美が最後に登場しましたが、まさかの山口智子さん。このお二人は22年ぶりの共演だそうですが、ロンバケの印象が強いですよね。
元妻という設定はなんだか過去のドラマとシンクロしているイメージを受けますね。
すでに、元妻の仁美は息子が言うには、イケメンでお金も持っている優秀な男、小田切と結婚をしているということなので、それが本当ならまた元のさやに戻ることはないでしょうが、仁美は元夫にボディガードをしてほしいと言ってくるあたり、なにか深い事情があるのかもしれません。
次回予告では、「6年前の真実」とありましたが純也との事件とかかわりがあるのでしょうか・・・気になるところです。
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BG身辺警護人第6話のネタバレ
元総理大臣を務めた鮫島匡一の家に無言電話がかかります。鮫島の孫娘の彩矢(豊嶋花)が無言電話を受けるも匡一が変わったとたんに切れてしまった。
鮫島は現役時代で20年前に演説中に暴漢に襲われたことがあった。
そのイメージがあるので、自分が狙われているとSPにも警護の延長を申し出るも許可されなかったために、日ノ出警備保障に警護を依頼してきました。
任務のBGを任されたのが島崎でしたが、鮫島の家に行くと門の外にある植木鉢に石が不自然に4つおいてありました。
鮫島はそれを見て「死」をイメージし、メッセージは「死ね」ということだと語ります。
島崎らは、警護を開始。
家にいる、鮫島の娘の喜和子(中村ゆり)には菅沼まゆ(奈々緒)が付きます。
喜和子は、父の匡一とは違いフランクな人柄で気軽に自分たちの身の上を語り始めました。
匡一が頑固になってしまったのは、母親が亡くなってから、そして自分も借金のあった夫と離婚をしていると。
菅沼はふと、孫娘の彩矢が下校時間になっても帰ってこないことに気づき喜和子に話すも、喜和子は彩矢は自分の意思を持って行動するようになってほしいから、ちゃんと帰ってくると言い放置。
しかし、やはり帰ってこないことが気になった菅沼は島崎に報告を入れ、鮫島は慌てて自宅に戻ります。
島崎らは、彩矢を探しにいくとある公園で一人ポツンと座っている彩矢を見つけました。
その場に、不審な男が近寄ったために、島崎は慌てて声を掛けたために大事には至らず彩矢は無事に帰ってくることになります。
怒り心頭の鮫島は翌日からさらに警備を手厚くするように要求。
彩矢にも外出を控えるように言いますが、彩矢はテレビ局の見学の日だから行きたいと言い張り、島崎達が同行することで折れることに。
日ノ出警備保障のメンバーはさらに細かく不審者がいないかどうかなどチェック。
すると、またもや門の植木鉢に石がひとつおいてありました。
テレビ局では、楽しんでいるはずの彩矢が突然、島崎たちから逃げようと走り出しました。彩矢を見ていた不審な影にも気づいていた島崎はその男も確保。
その男は彩矢の父親でした。
鮫島の前でその男と彩矢を引き合わせると鮫島は激怒。
携帯も持っていない彩矢でしたが、無言電話と言っていたのは実は彩矢のウソで父親と話していたということがわかります。
そして門の石ころの数で時間を決めていたということも。
自分がターゲットで、かつての政治団体の男が出所して狙われていると思い込んでいた鮫島でしたが、SPの落合がその男について調べてみると、その男は10年前に死亡していて、団体も今はないということが判明。
結局、自分が狙われていたのではないということがわかり、拍子抜けする鮫島でしたが、同時に自分がすでに現役ではないということも痛感。
黙ってみんなが待つ部屋に戻り、娘と離婚した夫の手をつなげたのでした。
6話の中で、ボディガードって給料が安いー!って言っていましたが、どのくらいの収入なのか考察してみました!
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まとめ
最近見かけなかった橋爪功さんですが、やはり何をやっても様になりますね。頑固でうるさい元総理という役もハマっていました。
今回は、出入り禁止になった父親と娘の愛情みたいな側面もあり、それを見て同時にキムタクは思春期の息子を思い出すんですよね。
次回はその母親の身を守ることになるのですが楽しみになってきました。