
わ甲斐正午(織田裕二)の過去と鈴木大貴(中島裕翔)の過去が明らかになりそうなSUITS /スーツ第10話。
それぞれ、過去を知る人間が出てきてしまい、大貴も重大な秘密がチカにバレてしまいます。
SUITS / スーツ第10話ネタバレとあらすじです。
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SUITS / スーツ第10話あらすじ
SUITS/スーツ:第10話 織田裕二と市川海老蔵がバトル https://t.co/Vj7jmIPOtE
— MANTANWEB (まんたんウェブ) (@mantanweb) December 10, 2018
甲斐(織田裕二)のもとに、最高検次長検事の柳慎次(國村隼)が現れる。柳は、検事時代の甲斐の上司だが、汚職疑惑で週刊誌を賑わせている渦中の人物でもあった。
柳は、食事の誘いを断る甲斐に、 「もし私が有罪になったら君だって困るだろう?」と告げ……。チカ(鈴木保奈美)は、遊星(磯村勇斗)からの密告により大輔(中島裕翔)の素性を知る。
甲斐を責め、警察に突き出すべきだと主張するチカ。しかし甲斐は、すでに実務をこなしている大輔のことが表沙汰になればファームは終わりだと言い放つ。その際、甲斐は、柳の件をチカに報告した。柳は、10年前に裁判を有利に進めるために証拠隠しをしていたのだという。
甲斐が検察を辞めたのもそれが原因だった。チカは、柳の件は責任を持って処理するよう命じると、大輔のことは自分が預かる、と甲斐に告げる。チカは、蟹江(小手伸也)と大輔を呼び出し、ある案件を任せる。
病に倒れ、寝たきりの状態になった与謝野ホールディングス社長から、ふたりの娘に資産を分配してほしいと頼まれたのだという。だが、姉の藤代(町田マリー)と、妹の雛子(本仮屋ユイカ)は犬猿の仲だった。
チカは、蟹江に藤代の、大輔に雛子の相談役を任せる。そんな折、甲斐のもとに、柳のことを調査している最高検監察指導部の澤田仁志(市川海老蔵)がやってくる。澤田は、何も知らないと主張する甲斐に、黙っていると同罪だと思われる、と返すが……。
出典:SUITS/スーツ
とうとう、甲斐の過去を知るラスボスが出てきました。しかも、元同僚に市川海老蔵さんが出演し花を添えます。時代劇のイメージが強い海老蔵さんが、後輩の検察官という役なので、この男がなにか鍵を握るのは間違いありません。
そして、とうとう大輔のこともチカにバレてしまいます。しかも、あれだけ助けてきた悪友の遊星によって・・・。
この遊星は、なにをやっても続かず、また東京で一旗あげたい~!って戻ってきていましたから、大輔もずっとこの男に翻弄されるのかもしれません。
SUITS / スーツ第10話ネタバレ
遊星がチカに接触をし、大貴の過去を暴露しました。その頃、鈴木は甲斐とクライアントと会っていました。帰ろうとすると後ろから声をかけてきたのは、最高検の柳でした。柳は甲斐に親しげに話します。
鈴木がアソシエイトだと知ると、自分の孫のような存在だといい、甲斐がかつて私の最も忠実で優秀な部下だったんだと言いました。
「当時は検察庁を背負っていく現在だと思っていた。」甲斐は話をさえぎってその場を去ろうとすると、柳は食事に誘います。
あからさまに嫌な顔をして甲斐は、「お断りしたはずですが…、」と言うと柳は「君は断らない」と言いました。
「私が有罪にでもなったら君だって困るだろう…」と言って去って行きました。
チカは、甲斐元に行き、大貴は何者なんだと問いただします。
その頃、鈴木は、真琴にお願いして甲斐のプロフィールを調べてもらっていました。
「私は私が間違ったことはしてない。」
「開き直るの?」
「資格や学歴にあぐらをかいているやつよりもよっぽど優秀だ…。」
それを聞いてチカかは、大声で怒りました。今から警察に突き出すべきだとチカは言いますが、甲斐はすでに続きは実務をこなしてしまっている外に出ればこのファームもただではすまないと。
「私を脅す気?」
チカは、甲斐の様子がおかしいことに気づきました。すると、甲斐は週刊誌の柳の記事を見せ、柳が意図的に自分に近づいてきたんだとチカに説明をします。
「おそらく調査はもう始まっている。」
柳が裁判を有利に進めるために証拠を隠しをしていたというのが真実。柳はやりすぎた。告発すべきだったんじゃないの?とチカはいいますが、当時は柳が地検のエースだったため下っ端だった甲斐の話など誰も聞くはずもなく、助けてくれるわけもない。だから見過ごさずにはいられなかったんだと言いました。
「だから私は検察を辞めた。」
鈴木が私を納得させられなかったら誰がなんと言おうとこのファームから追い出す。チカはそう言って部屋を出ます。
新しい依頼
チカは鈴木と蟹江を呼び出し、与謝野ホールディングスの相続の話をまとめるように命令をします。
社長は病床の身、二人の娘に公平に資産を分配したいというのがクライアントの意向でした。しかし姉妹二人の仲は悪く話し合いを拒絶している。
蟹江は姉の藤代、鈴木は妹の雛子の相続希望の聴取をして欲しい。
鈴木は甲斐にアドバイスを求めます。甲斐の答えは、勝てばいいのみ。鈴木の担当の妹が最大限の恩恵を受けるようにすればいい。
「絶対に勝て!きっと今頃蟹江は陥れるために策を練っているだろう…。」そこまで言うと蟹江が入ってきました。
蟹江は鈴木に仕事を進めるにあたって、ルールを決めようと言い出します。
ルールその1、査定は公平な第三者機関に任せること。
ルールその2、部外者の助言は排除すること。
その3、互いの内部資料は絶対に覗き見しないこと。
甲斐がビルから出るとそこには最高検の監察指導部の沢田がやってきていました。沢田は甲斐の検察時代の後輩…。
「最高検監察指導部が動いているとはな…、柳さんも落ち着かないわけだ…。」
「お会いしたんですね?」
他を当たれと言うと、先輩ほど深く柳と付き合った人間はいない…、つまりジョーカーだと言ったのです。
俺は何も知らない、と言って車に乗り込もうとしますが沢田は食い下がります。
「黙ってると先輩も同罪だと思われますよいいんですか?捜査対象になっても…。」
「恥をかくのはどっちだろうな…。」
鈴木と蟹江はそれぞれのクライアントに会っていました。二人の話を聞くと姉の藤代と妹の雛子は母親違いの姉妹。姉は、雛子の母が後妻で自分の母を追い出したと憎んでいました。
雛子はその後妻の連れ子…、服飾デザイナーをしていた母親のために父はアパレル部分を作った。雛子にすればアパレル部門は宝物。母親が唯一残してくれたもの。
そう涙ながらに雛子は言い、鈴木はアパレル部門は残すと約束をしました。一方の藤代の方もアパレル部門は、後妻が作った忌々しい部門であることから早く処分してほしいと蟹江に言いました。
権力闘争
夜バーで一人で飲む柳のもとに、甲斐がやってきました。甲斐が監察部門が動いていることを伝えると、それは権力闘争に過ぎないと柳は落ち着き払っていました。
「最高検の時期トップに私の名前が出た途端にあの記事が出た…。」
「私にトップを取られたら困る奴がいるというわけだ。」
なぜ私を呼んだのですかと甲斐が言うと、いざという時のため。甲斐が自分の味方でいてくれるかどうかの確認と言ったのです。柳は甲斐のことを後継者として育てた、全てを教え込んでいる男に裏切られると困る、そこで口封じをしようとしていたのです。
甲斐は、柳が証拠隠しをしていたことを指摘し、だから自分はあなたのそばを離れたんだと告白しました。
「もし最高検が証拠を掴んでいたらどうしますか?」
「証拠はない、後は甲斐の証言だけ…。」
沢田が海に近づいたということがその証拠だと柳は言いました。
「心配いりませんよ、あなたを裏切ることはない、ただ味方でもない。それはあなたの元を去る時に決めたことです。」そう言って甲斐は帰って行きました。
甲斐は自室で悩んでいました。玉井が入ってくると、
「玉井はどうすべきだと思う?」と気弱に尋ねます。
「柳さんですか?」
「どうしたらいい?」
「簡単です、全て真実を話して柳を引きずり下ろしてやればいいんです!それでシャンパンでも開けて朝までどんちゃん騒ぎしましょう!」
「やっぱり君は最高の秘書だ!」
砂里が、街中を歩いていると兄の遊星がやってきて大貴のことは諦めろと言います。
鈴木は雛子が希望している相続分のリストを蟹江に見せます。
姉の取り分は58%…。飲めないと蟹江が言うと、藤代の取り分が65%という新たな書類を出して提示しました。
お互い腹の探り合い…、それでもノーと答える蟹江。一番の争点は、アパレル部門のこと。
焦る沢田
幸村上杉法律事務所に、沢田が捜査のためにやってきました。チカは、沢田に手順を踏んで欲しいと言うと、ただ話をしに来ただけだ答えました。
なら、とチカは、自分が甲斐の代理弁護人として話し合いに参加させてもらうことで了承をします。
「我々が知りたいのは、甲斐先生が柳とどれぐらい親密に仕事をしていたのかってことです。」どれだけ、手を貸していたのかということ…、そこまで言うとちかが口を挟みます。
「じゃあシンプルにお聞きします。柳さんの不正の事実ご存知ですよね?」
「逆に聞くが、柳さんが不正したという事実は?」
「状況証拠なら山ほどあります。」
見せて欲しいと言うと、共犯者には見せられないと沢田が言いました。昔は優秀な検事だった甲斐、やめなければ今頃トップを目指していたはずだ。
辞めてしまったのは、柳の不正を知ったからではないのか?
「答えはノーだ、そもそもこのファームに入ることを前提に検事になった。」
「弁護士としても先輩が連戦連勝奈のは本当に先輩の実力なんですか?こちらに協力しなければ資格を失うということもありえるって事です。」
証拠はなく脅迫と誘導尋問だけだ。そんな体たらくだから俺は検索をやめたんだ。
「証拠の一つぐらい持ってこい、話はそれからだ!」
チカと甲斐は屋上で二人きりで話をします。
今の甲斐のやり方、勝つためには手段を選ばないそれは柳ゆずりのやり方だったのか?と聞くと、確かに仕事は叩き込まれた、被害者目線で一人で戦っていた。しかしその思いが強すぎて…。
ありのままに証言をしたら?チカがそう言うと、甲斐は証言はしませんという。理由は、大した証拠もないのに検察が柳を追い込もうとしているから。
柳の言うとおり検察ないの内部抗争だと思う。そんなことに利用されるのはまっぴらだ・・・。
ファームの中でも会の事が噂となっていました。
そこに砂里から鈴木に電話がかかります。電話の向こうで泣いている砂里。
甲斐の元に行き、チカは鈴木の経歴詐称のことを知っているのか?と問いただします。何も答えない海の様子を見て真実を知る鈴木。
「代表はお前をクビにする気だ。」今回の仕事は口実作りに過ぎない。
「絶対に負けは許されない、ファームに残りたかったら蟹江を叩き潰せ。」
検察庁に、甲斐が訪れました。なかなか踏ん切りが付かない、曖昧な記憶もある、だから状況証拠の書類を見せてくれないか?と沢田に依頼をします。沢田はもちろん拒否。
すると甲斐は、だったら証言はしない…そう言って帰ろうとすると沢田が引き止めました。
騙し合い
鈴木は、蟹江との話し合いで罠を仕掛けることを甲斐に話しました。妹が要求するアパレル部門を姉に譲り、直後に新会社を設立して、社員を全員引き抜く…。
その場に蟹江がやってきて、アパレル部門の社員と契約を結んでおいたと先手を打たれました。
その情報は、オフィスから妹に伝えたと言うと甲斐は渋い顔をします。鈴木が雛子あてにメールを作っている時に呼び出され席を外します。
そこにそっと入って来た蟹江。蟹江はメールを勝手に読みます。そこには U & T からの買収オファーの件。絶対に内緒にするようにと書かれた文章がありました。
甲斐は、沢田から借りた書類を見ていました。そして深夜まで仕事をする姿を玉井が見ていました。その中のファイルに、世田谷区女子高生殺人事件のものもあります。
藤代と雛子、それぞれの代理人とで話し合いの場が持たれました。雛子側は、アパレル部門を完全に手放すということ受け入れます。
蟹江は、U & Tというアパレル会社から買収の話が持ち込まれていることを話し、お互い財産を承認してから直後にアパレル部門はU & Tのものになってしまう、了承できるのか?と聞くと雛子は諦めたようにもういいと言いました。
柳は猟銃お持ち獲物を狙っていました。そこに甲斐が現れ一緒にするという。終わって小屋で談笑していると、甲斐は柳に話しかけます。
裁判に提出するはずだったいくつかの状況証拠があなたの手によって所轄に戻されたのを沢田たちが見つけた。証拠は全て残す必要はなく取捨選択はすると柳が答えます。
「一つを除いては…。」と甲斐。
世田谷で起きた女子高生殺害事件…、甲斐が担当した事件も柳によって証拠を隠されていたと。
被告は、栗林ツムグ・・・二十歳の青年でした。
柳は、被害者の立場になって考え持論を展開しますが、甲斐は彼が無実であることをその場で語ります。すると柳は、栗林には傷害の前科がある。そのままにしておけばまた若い娘を殺したんだろう…と。
甲斐はその言葉を聞き、それがあなたの正義ですか?と聞きました。
「正義を貫くには時として小さな悪に目をつぶらなければならないことがある。」
「許されることじゃない!」
「弁護士らしい見解だな。君は金持ちたちを相手にするようになった、高級スーツを着て正義の味方気取りか?」
甲斐は高級なお酒を見ます、マッカラン25年・・・よく手に入りましたね?
「取引してください。あの最高検が身内の恥部を暴くなんて考えられない。」これは権力闘争でしょう。あなたが権力を手放せばいい、最高検トップの差は諦めてくださいそして静かに身を引いてください。
「冗談じゃない、検察を改革できるのはこの私だ。」
「私は本気です。」
鈴木は甲斐に結果を報告しました。チカに直接話をしろと言うとその場に蟹江が怒りながら入ってきました。アパレル部門を買収したU & Tの社長に雛子が就任をしたこと。
最初からそのつもりでいたということを鈴木が言うと蟹江は騙したのかと怒りました。
「ルール破ったのはどっちですか?」
卑怯だぞ!と蟹江が声を荒げると、甲斐は珍しくどっちが卑怯なんだと怒鳴りました。
「不正を働いた人間が居直るな!」
「お前は負けたんだよ!自分で作ったルールを自分で破ってな!」激しく罵倒をします。
「後輩相手だったら何をしても許されると思っているのか!!」
「自分を正当化するな!」
しかし蟹江は、金融のプロ。実は U & Tにはわざと売ったんだ、と言いました。法外な値段で…、妹の会社は最初から借金まみれの泥船だ…。
復讐は達成された・・・と。
教えてくれ勝ったのはどっちだ。蟹江が甲斐に聞くと、鈴木にお前の負けだと言いました。その姿を見た玉井がチカに、柳の隠蔽の証拠の IC レコーダーを持ってやってきます。
「もうこれ以上あんな会先生を見たくない…」
鈴木は、戦いに負け落ち込んで資料室に座り込んでいます。そこに真琴がやってきて声をかけますが、もう関わらないでほしい、この前の事も忘れてほしいと告げました。
一方チカは、柳に会い、IC レコーダーの証拠を元に辞任することを要求します。
その後、報告を聞いて微笑む沢田。
甲斐が一人でブランデーを飲んでいると、チカがやってきて最高検の調査が終わったことを告げます。そして鈴木を辞めてもらうと言うと甲斐は鈴木にあとひとつだけお願いをしたい、13年前のの世田谷女子高生殺害事件の冤罪を、解決するために、鈴木に手伝ってもらいたいと言ったのです。
SUITS / スーツ第10話感想
第9話では続々と大物俳優が出てくることでかなり見ごたえのあるドラマとなりました。タイトルはなぜスーツなのかもこの回で明かされましたね。
元々、アメリカのスタイリッシュなドラマが元になっているので、セリフ回しがどうしても似合っていない方もいますが、そこはやはり織田裕二さんの演技力が光っていたと思います。
他の方なら浮くような言葉もサラッと聞かせるところはさすがだと思うし、ずっと第一線でやってこられた大俳優だと改めて思いました。そして、第9話では市川海老蔵さんが現代劇に出演されていたのですが、この方が出てまたドラマの重みが増した気がするし、下町ロケットみたいに歌舞伎役者が出てまっせー的な大きな演出でもなく、すごく自然体でドラマになじんでおられたのはそれはそれですごいな・・・と思いました。
お話しも大詰めですし、役者たちを見ているのもすごく面白いので、ラスト冤罪をどう鈴木が解決するのか見ものです。