元婚約者が突然、もも(石原さとみ)の元に現れたことで、また不安定になり直人に付き合おうと強引に迫ったもも。「高嶺の花」と言いながらも、心のどこかでは助けてほしいと訴えているものの直人は嘘のような話に乗りませんでした。
しかし、つかず離れず、ももがまた直人の元を訪れたことでふたりの仲はぐっと縮まりそうです。
高嶺の花の第3話あらすじとネタバレ感想です。
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高嶺の花第3話のあらすじ
直人(峯田和伸)は未だ失恋の傷が癒えないもも(石原さとみ)を慰めるため、元カレとの思い出話を聞いてあげると申し出る。だが直人の思いをよそに、ももは怒って帰ってしまった。
ももがなぜ怒ったかわからない直人に、秋保(髙橋ひかる)は、それは直人に気があるからだとアドバイスする。
第2話では、ももがぷーさんが参加している夏祭りに出向いてかなり良い関係になっていました。
元婚約者の吉池が、子供が生まれる前なのにすでに相手と気持ちが離れてしまっていて、やっぱり、ももとよりを戻したいなんて勝手なことを言ってきたので、かなり混乱をしていました。
ただ、吉池やももと住む世界が全く違う直人の存在は、唯一ももの精神を持ちこたえさせているのは、実は父親の月島市松(小日向文世)もわかっていて利用しようと思っています。
そんな中、ももは雑誌の取材を受ける。取材は密かに龍一(千葉雄大)がセッティングしたもの
だった。ももは龍一と初めて顔を合わせ、なな(芳根京子)の反対を顧みず、龍一と連絡先を交換する。
隆一は、かなり問題のある男・・・。月島流の新興流派であるが、月島流とのつながりが欲しいので、美人姉妹の2人に近づいています。
妹のなな(芳根京子)には、母親から聞いた「運命」を演出し、ドラマチックな出会いをし、これまでななが受けてこなかったような態度、突き放したり近づいたりを繰り返し、巧みにななの印象に残るようにしました。
そして、ももに対してはおそらくその才能を見抜いていて、また近づいていこうとしています。
さらに・・・。
実は、龍一は、ななの母親とも関係を持ち、盤石な体制をとって月島流を狙っているのです。
その夜、もものもとに吉池(三浦貴大)が訪ねてくる。
ももは吉池から、彼の妻・真由美(西原亜希)が隠し持っていた月島流の免状を渡された。真由美が月島の関係者だったと知り、激しく動揺するもも。真由美が吉池を誘惑したのは、ももの結婚を壊したい、誰かの策略だったのではないか……?
そもそも、吉池(三浦貴大)がハニートラップにかからなければ、ここまでこじれることもなかったので、なにを今更感があります。
ハニトラともわからずに真由美と関係を持ち、また、元の恋人に助けを求める・・・て、本当に最低な男。
ももは、今まだ直人のことが好きなのかはストーリーから読み取れませんが、あまりにも差がありすぎるカップルなので、気持ちだけで家柄とか乗り越えられるのか少し気になります。
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高嶺の花第3話の感想
ももの傷はまだまだ深く癒えていません。直人は、そんなももを癒してあげたいと元カレのことをすべて聞いてあげようと思うんですが、すでにももの心には直人が気になる存在となっているために、そんな親切がまたももの感情をゆさぶります。
直人もデリカシーがないと思うんですが、それ以上に元婚約者の吉池拓真(三浦貴大)には、しっかりしろよ~って言いたくなります。
いくら美人が迫ってきたとしても、本人がちゃんとしていれば成立しないでしょうし、万が一こんな状況になったんだったら、腹をくくって新しい人を幸せにすればいいのにと。
妻に言われたからとももをストーカーにしてしまったのに、その後、また好きだと言いに来たり、さらに家に妻真由美の免状があったとももに手渡したり・・・。
自分の妻なんだから、自分で確認して本当のことを暴いてから結果だけを伝えてやれよと。
ほんとに罪な男だし、逆に考えればももはこんな男を結婚しなくてよかったと個人的には思います。
高嶺の花第3話のネタバレ
夏祭りにももが突然現れ、直人と一緒に太鼓をたたいていましたが、いつの間にかももが泣いていることに気づき、直人は、「忘れる方法があります」と言いました。
スナック喫茶にでは、直人の母親が父が亡くなったころ、母親が泣いてばかりいたことを話していました。しかし、ふたりのなれそめを語ると嬉しそうになることから、直人は何度も同じ話でもずっと聞いていたんだと言います。
何日も・・・
何年も・・・
ももは、ふと夏祭りで直人が言ったことを思い出し、直人が癒してくれるんだと嬉しそうに言いました。
すると、直人はホワイトボードを取り出し円を描きました。そして、もうひとつ大きな円を描き、チョコでくるんでやればいい。無理に忘れる必要はないと語ります。
そして、過去の恋人の話を全部聞くと言うと、ももは直人に水をかけ怒って帰っていきました。
店の男たちはキョトーンとしていますが、ママの佳代子はなにやら手をあげます。
ももが雑誌の取材を受けていて、ななも同席していたところに宇都宮が入ってきました。マスコミには口が利く・・・そういうとももに接近し、連絡先を教えてほしいと言う。
ななの抗議もむなしく、ももは教えることになりました。
直人は店の前で、ぬいぐるみを洗いながら店員の秋保に、ことの顛末を話し理由を聞くと、秋保も同じように怒っています。
それは、少しでも気のある男が、自分の過去の男の話を聞いてやるとうことは自分には興味がないことと同じ。好きなら聞きたいはずがないというもの。
ももの部屋の前には、吉池が待っています。
手提げ袋を手渡し、調べてほしいと言い去っていきました。
ももが中身を確認すると、吉池の妻、真由美の月島流の免状・・・。
ななは、宇都宮の華道ショーに来ていました。宇都宮は出ないことになったが、ふと目をやると宇都宮は迷子になった女の子の相手をしていて、母親に手渡すところでした。
子供はありがとうと頬にキスをすると、優しい目でまた大人になったらおいでと宇都宮は言います。
夜、スナック「花」では、ももが飲みつぶれていました。美貌のももはそのお店の看板であるので、支配人も文句が言えません。そこに直人がやってきて、デリカシーのないことを言ってすみませんと謝り、植物園に行かないかとチケットを手渡します。
次の朝、ももは目覚めるとなながやってきています。免状の話をするとななは自分の母ではないと言います。ふと、ももの頭にある人が浮かんだのです。
ももは父市松の元を訪れ、私の結婚を壊したのかと尋ねました。
市松は、吉池が婿入りするとなっていたのに、ももが家を離れ嫁入りすると知り、ハニトラを仕掛けていたのです。
才能ある華道家に色恋はいらない・・・。
「嫌だ!」とももは言い去っていきました。
ももを待つ宇都宮がバーにいると、そこにはななが来ていました。ななは、姉は来ないことを伝えかわいそうだから代わりに来てあげたんだと言います。
すると、宇都宮は、姉の方に興味があると言い帰ろうとします。
落ち込んだななのそばに戻り、かわいそうだから1杯だけなら付き合ってあげますと同じような口調で言うと、ななが泣き出してしまいました。
なぜ、あなたは意地悪をするの?
すると、宇都宮は、運命・・・、家元と結婚するのが運命なんだと答えました。
すでに宇都宮に恋をしてしまっているななは、私が家元になればいいのねと言います。
ももは、車内で高井から突然解雇してほしいと言われます。それは、市松に頼まれて若くて美しい女性をピックアップしてから。
ももは許さず、最後まで見ることを命じます。その後、家で、ももが鏡を見ると景色が歪んで見え倒れこみました。
違う日、植物園で、直人とももが話しています。
すると、直人が亡くなった父のことを語りだし涙を流し始めたのです。中学生のころ突然亡くなった父・・・。
ももは、ふと直人にキスをし寄り添ったのでした。
これまでのネタバレとあらすじ一覧
まとめ
名門、月島流を陥れようとしている影が見え隠れしています。前回、ななとななの母親が、龍一の策略に乗せられてしまいました。ももとななは腹違いの姉妹ですが、すこぶる仲が良く遊びに行ったりしています。
しかし、ももと血のつながらない母親のルリ子(戸田奈穂)が、ななを家元にしたいという欲があり、そこに龍一がつけ込んだのです。
ただ、今の家元の市松がどう思っているのかがよくわからない・・・。
お家騒動というのはよくある話ですが、もしももの婚約者の吉池がハニトラだったとしたら、月島流を脅かす第3者がいるかもしれません。
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