
もも(石原さとみ)は直人(峯田和伸)にとうとうキスをし気持ちを伝えました。今の地点では、ぎすぎすした月島の家を引きずらなくてすむ、唯一の逃げ場所が直人なんだと思います。
ただ、お家騒動の火種はくすぶっていますので、ボロボロになったももがどこまで頑張れるのか・・・
高嶺の花第4話のあらすじとネタバレ感想です。
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高嶺の花第4話のあらすじと解説
もも(石原さとみ)は直人(峯田和伸)を恋の相手と意識していたが、直人はももとキスしてからというもの、目も合わせられず挙動不審になる。
第3話、植物園デートをしている時、ふと直人が中学生の時に(不慮の事故?)で亡くなった父親の話をし始めて大号泣をしました。その姿を見て、ももが優しく直人にキスをして、体に触れたのです。
ももは、その直前に、自分の結婚を妨害したのは、実の父の市松だったことを知ったことから精神的にはボロボロ状態。
突然、画面が植物園に代わっていて穏やかな顔になったので、過去のことを聞いてもらうことよりも一緒にいるだけで癒されているようです。
一方、なな(芳根京子)は龍一(千葉雄大)への思いから、市松(小日向文世)に、自分にも家元を継ぐチャンスが欲しいと訴える。市松はななの申し出を認めた。ななはももに、自分も家元候補になったと伝え、さらに、ももに対して長年抱えてきたコンプレックスを激しくぶつける。
ななの恋は正直、危うい恋。
龍一自体が、ななに本気になっているかは微妙なところです。ななが家元になりたいと思ったのは龍一が第3話でけしかけたから。
しかも、ななの母親とも関係を持っていることから、どう考えても龍一がななを本気で好きだとは思えない。これまで蝶よ花よと育てられたきたななを、はっきりと突き放す存在の龍一。
姉のももに興味があるとか、ななが押しかけて冷たくするので、前回とうとう、ななが落ちてしまったのです。
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そんな中、直人は幸平(袴田吉彦)、太郎(吉田ウーロン太)とともにキャバクラへ。幸平たちは、ももと直人に二度目のキスをさせようとはやし立てる。ももはノリでOKしたが、直人は飛び出していってしまう。その直後、ももは直人の自転車店を訪ね、再び直人にキスをして……。
そしてついに、華道家「月島もも」が特集された雑誌が発売された。
幸平、太郎と直人は、ももがキャバ嬢だと思い込んでいますので、雑誌が発売されることで、ももの正体を知ることになります。
ももは、これまで見てきた感想では、まだ結婚できなかった吉池(三浦貴大)のことを引きずっていますし、前回「一時避難」と茶化されていたように、今はまだ直人はホッとできるというだけの人間ではないかと思います。
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高嶺の花第4話のネタバレと感想
第4話はいろんな意味でターニングポイントだったと思います。月島ももの正体もバレたし、運転手の高井がももの父だったし・・・。さすが名門の家庭・・・ももの出生の秘密は、ななの母親や、家元が暗躍している以上にドロドロしたものです。
「私の罰」と運転手の高井は、今の家元の市松に言いました。
高井はももに自分が父だと名乗れないという条件をのんでももの運転手をずっとしていたんですね。ももの先代、市松が家元になったのも何かドロドロした事情がありそうですね。
千葉雄大だけが今回ダークなイメージだったのが、月島の本家は相当足の引っ張り合いをしてきたんだなと感じます。
ももが、異常なほど喜怒哀楽が激しいのも、思った以上にショックを受けているのも、もっとなにか闇があるのかもしれません。
とうとう、ももと直人が結ばれましたが、直人が月島に入ることになって家は変わるのか・・・。
最初は、美女と野獣系のストーリーをイメージしていましたが、ここにきて、月島のお家騒動がかなり深刻であることで直人がどう影響を与えるのか予想できなくなってきました。
高嶺の花第4話のネタバレ
ももが直人にキスしたことで、直人は必要以上に意識することになり、図書館ではモネの画集や夜のテクニック的な本までこっそり借りる始末。ももがスナック喫茶に来ても、目も合わせることができません。
ももは、吉池を呼び出し、吉池の妻の免状を返し何もなかったと嘘をつきました。
そして、とうとう吉池に対して気になる男がいると告白。
月島市松には、ルリ子に連れられたななが家元候補になりたいと願い出ていました。市松は了承し、ななに「鏡の間」を使うことも許します。
直人の部屋で、ももが過ごしていると、そこには図書館から借りてきた本がありました。
芸術家の孤高の生き方がカッコいいという直人に対し、ももはブチ切れます。
しかし、その本だけではなくテクニックの本もももは指摘し笑いました。
宇都宮の元にルリ子がお礼にやってきました。それは、ずっとやる気のなかったななが家元になりたいと言い出したから。
宇都宮は、家元になるにはライバルだけではなく、人間ではなく高い精神性が必要となる・・・。そのために孤独になることも覚悟しなければいけない。
「そんなことを実の娘にさせたいんですか?」
「ええ・・・させたいわ」
ももの家では、ななが一緒に食事を作っていました。そこでふとなながももに対しての劣等感を口にしたのです。家元候補になったことを報告し、もう振り回されたくないと言う。
元々、ももが嫁にいくことになり自分に重荷がかかり、直後に結婚が破談となってまたももが継ぐことになる・・・。
ももは、一方的に傷ついているだけで自分の気持ちはわかってもらえないと怒り部屋を出ていってしまいました。
ルリ子がお風呂に入って、宇都宮のことを考えていると、市松がやってきてその場で立てと言う。
「お前は美しい、白い肌は何かの抜け殻のようだ・・・」
ももの働くスナックに、直人と仲間たちがやってきていました。田村と原田は浮気について語っていますが、直人は否定的・・・。
「俺はしないよ・・だってされたらいやですから」
「相手にされたら嫌なことどうしてできます?愛しているのに・・・」
直後にポッキーゲームをすることになりますが、直人はももを置いてかえってしまいました。
吉池の家でも、妻に免状を見せ事情を確認していました。もし真実を聞いてもなにも変わらない・・・そういうと妻は涙を流しました。
直人がふと店の前を見ると、ももが心配してやってきていました。
すると、ももが2度目のキスをします。
ななは、鏡の間で花を活けますが写った自分の姿を見て苦しみ始めます。ももは、市松に家元をななにするように直談判しに来ていました。
自分は華道を辞める・・・決心を伝えると、もう一度信じてみることにする・・・と。
「お父さん」
そういって去っていきました。
引きこもりの少年、宗太は自転車旅にも慣れある大きな石の上にある花を獲ろうとよじ登っています。しかしあと一歩のところで落下・・・。
直人の元には、ももを取材した雑誌がありました。
それを見て頭を抱えた直人のもとに、ももの運転手の高井がやってきてももの部屋に連れていったのです。
直人がやってきたあと、ももは着物を脱ぎすて結ばれます。
まとめ
腹違いとはいえ、仲が良かった月島ももとなな。宇都宮によって、思わぬところから火がついたななは、姉にとうとうこれまでの感情をむき出しにします。
今の家元の市松の気持ちとしては、才能あるももに継いでもらいたいと思っているので、結婚を妨害したのでしょうが、なながやる気を起こしたことで風向きが変わってきました。
しかし、ななの恋がもし実ったとしてもその後は母との修羅場・・・。
宇都宮の目的は、もしかすると家元と結婚することではなく、家元になることなのかもしれません。