
フジテレビ系列にて1月18日より放送を開始する「隣の家族は青く見える」。
現代の夫婦生活や妊活をテーマとし、深田恭子さんと松山ケンイチさんが主演を務めます。今回はこのドラマの舞台の1つとなる「コーポラティブハウス」について簡単にご紹介します。
隣の家族は青く見える概要
◼︎日程 :1月18日(木) 夜10時〜
毎週木曜10時〜 ※初回のみ15分拡大
◼︎放送局:フジテレビ系列
◼︎脚本 :中谷まゆみ
◼︎主題歌:Mr.Children「here comes my love」
◼︎出演 :深田恭子 松山ケンイチ 平山浩行 高橋メアリージュン 北村匠海 眞島秀和 真飛聖 野間口徹 ほか
脚本家:中谷まゆみさん
「隣の家族は青く見える」はドラマオリジナルストーリーです。本作は脚本を中谷まゆみさんが担当するということで、“夫婦生活” と “妊活” をリアルな視点で描くとともに、温かみのあるヒューマンドラマになると予想されます。
中谷さんの代表作には、「ウォーターボーイズ」や「ラスト・シンデレラ」「ディアシスター」「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」などがあり、数々のヒット作品に携わっています。中谷さんの脚本は特にテンポが良いと評判ですので、本作「隣の家族は青く見える」でも大変期待されています。
コーポラティブハウスとは?
近年その名を聞くようになってきた「コーポラティブハウス」。本作の舞台にもなる「コーポラティブハウス」とはどのようなものなのかご紹介します。
コーポラティブハウス
入居希望者達が集まり、組合を結成して建設を行う集合住宅です。
建設に関わる工程(土地・設計者・建設業者)を全てこの組合で行います。個人的な希望のみでなく、その他の入居希望者との話し合いにより家が完成するという独自のスタイルです。
メリット
既存のマンションでは実現できない思い思いのデザインやこだわりを反映できます。
一戸建てを購入するよりも安い点やより深いご近所付き合いを築くことができる点なども注目されるポイントであり、利点と言えます。
防犯の面でも、近隣の家族が顔見知りということで、最も効果的だと言われています。
デメリット
完成し引き渡しまでに約2年程度の期間がかかります。自分たちで結成した組合で話を進めるわけですから、通常より時間がかかってしまうのは致し方ありませんね。
メリットと表裏一体ではありますが、必然的に近隣家族との関係が深くなるため、互いにプライベートな部分を多く知ることとなります。良好な関係を築ければ深い絆となりますが、そうでなかった場合はきついかもしれません。
分譲マンションとの違いは?
定義・目的の違い
上記でご説明した通り、既存の分譲マンションとは全く持って定義が異なる物件です。
コーポラティブハウスの場合は、施工から完成まで全てにおいて、希望や注文を支持できるため、自分好みの家が建てられます。一方分譲マンションの場合は、もともと作られている一般的な部屋になります。
この一般的な部屋というのは、逆に言うと多くの人に使いやすく、生活しやすい設計がされていることが多いため、不自由を感じる人は限られるかもしれません。いずれの物件も向き不向きがある、ということです。
費用の違い
分譲マンションとコーポラティブハウスでは、費用の面でも違いがあります。
分譲マンションの場合、不動産会社への費用がプラスされますが、コーポラティブハウスの場合は、そういった余分な費用を省くことが可能です。
ただし一概にコーポラティブハウスが安いというわけではなく、話し合いによりこだわりどこまで反映するかにより費用は大きく前後する
と言えます。どこに費用をかけるかという点が異なるというわけです。
また、コーポラティブハウスの場合、売却価格は設置費とあまり変わらないメリットがある一方で、転売する場合には仲介業者により査定価格が低くなる可能性もあります。
まとめ
限られた費用の中で、こだわりを持って家を作れること、さらに近隣との関係が築けることが大きな魅力となります。経済的に余裕がある方でも、近所付き合いを大事にしたいと考える方にもおすすめです。
また、集合住宅ですので作り方によっては、小さな街並みを形成することができ、安心して住める環境を自分たちの手で広げ作り上げることができます。
近年気薄になってきているご近所付き合いを取り戻すきっかけにもなり、防犯にも効果があるのが嬉しいポイントです